この記事では、オリンピックの賞状や何位までの選手がもらえるかについて解説しています。
- 入賞するってどういうこと?
- オリンピックの入賞って何位まで?
- 入賞選手がもらえる賞状ってどんなもの?
など、メダルやビクトリーブーケよりも目立たない「オリンピック賞状」に注目しました。あわせて賞状の歴代デザインも紹介しています。
「入賞」とは?「入選」との違いは?

入賞とは何のことでしょうか?
オリンピックの実況で解説者が「8位に入れば入賞です!」と言うのはよく聞きました。「入選」という表現は使わなかったですよね。
気になったので調べてみたところ、「入賞」と「入選」の大きな違いは「賞をもらえるかどうか」です。
入賞とは
「入賞」を辞書で調べると、
にゅう‐しょう【入賞】ニフシヤウ
[名詞](スル) 競技会・展覧会などで賞をもらえる順位に入ること。
「例:フェンシングで入賞する」
とありました。
ちなみに「入賞」を英語では、
入賞(する)・・・win、win a prize(prize=賞、褒美)
入賞者・・・a prize winner
といいます。
入選とは
入選とは、
にゅう‐せん【入選】ニフ‐
[名詞](スル) 選にはいること。応募出品物などが審査に合格すること。
「例:公募展に入選する」
「入選」は英語で
入選(する)・・・selection、be accepted
入選者・・・a winner(勝者)、a successful competitor(好結果の競争者)
prize(賞、褒美)という単語が使われていないのがポイントです。
オリンピック入賞とは?賞状は何位までもらえる?

入賞とは「競技会で賞をもらえる順位に入ること」でした。次に「オリンピックで賞をもらえる順位って何位?」なのか気になります。
オリンピックの入賞とは?
オリンピックの入賞とは「各競技で1~8位に入ること」と、オリンピック憲章で定められています。
「オリンピックでいう入賞は8位までですよ」と決めておかないと、出場選手全員が「入賞者」になってしまうから。
実はオリンピックに出場した選手は、IOC国際オリンピック委員会から記念ピンを贈呈されます。
賞とは「功績をあげた者に与える褒美。また、そのしるしの金品(金銭と品物)」です。なので、選手たちがもらう記念ピンを「参加賞」とするなら、(言葉の定義上は)全員「入賞者」になってしまうんですね。
オリンピックのような歴史のある国際大会では特に、規約で厳密に「入賞者」を規定しておく必要があるのです。
オリンピックの賞状は何位までもらえる?
オリンピックの賞状は「賞・褒美」に当たるので入賞者全員、つまり1位~8位までの選手がもらえます。
もちろんオリンピック憲章にも書かれている項目です。
優勝者(優勝チーム)には銀台金張り(またはメッキ)のメダルと賞状が授与される。
第2位には銀メダルと賞状、第3位には銅メダルと賞状が授与される。
第4位、5位、6位、7位、8位の選手にも賞状は授与されるが、メダルは授与されない。
入賞者 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 6位 | 7位 | 8位 |
メダル | 金 | 銀 | 銅 | – | – | – | – | – |
もらえる物 | 賞状 | 賞状 | 賞状 | 賞状 | 賞状 | 賞状 | 賞状 | 賞状 |
表彰台に立った選手たちはメダルだけをもらっている印象が強いですが、メダリスト3人も賞状を受け取っていますし、4位~8位の選手も賞状を贈与されているんですね。
さらに東京オリンピック2020の賞状は、美濃手漉き和紙で作られているのが話題になりました。
2014年(平成26年)11月、国の重要無形文化財「本美濃紙」が「和紙:日本の手漉和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産に登録されています。
この美濃和紙を使ったオリンピック賞状について詳しく紹介した記事はこちら >> オリンピック賞状の美濃和紙とは?手すき職人は誰で体験施設も調査!
オリンピック賞状の歴代デザインは?

東京オリンピックの賞状は、美濃和紙職人が一枚一枚手漉きで作った作品です。
賞状のデザインや制作過程を調べていて過去のオリンピックの賞状はどんなものだったのか気になりました。
そして、オリンピックの歴代賞状を集めたサイトを見つけたのでご紹介します。こちら>> オリンピック賞状歴代デザイン(英語)
賞状で使われている言語は、英語・フランス語・開催国の言語の3つです。
オリンピックの起源は、古代ギリシアの地「オリンピア」とされています。ただしこの「古代オリンピック」の歴史は、西暦393年に一度途絶えているんです。
現代のオリンピックは、フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタン男爵によって1896年第1回大会がアテネで開催されています。
オリンピックの再興者・復興者とも呼ばれるクーベルタン男爵がフランス人なので、現代オリンピックではフランス語が使われているというわけです。
このサイトでは賞状以外にも、ピクトグラム・マスコット・チケット他オリンピックに関わるデザインが載っています。ぜひご覧ください。
オリンピック入賞とは?何位まで賞状もらえるか歴代デザインも調査!まとめ
オリンピックの賞状や何位までの選手が賞状をもらえるかを解説してきました。
- オリンピックの入賞とは1位~8位に入ること
- オリンピックの賞状をもらえるのは8位までの選手
- 賞状は大会ごとにデザインされている(TOKYO2020の賞状は美濃和紙)
2022年の北京(冬季)、2024年のパリ(夏季)五輪の賞状はどんなデザインになるのか、今から楽しみですね。
