賛否両論あった東京オリンピックは結果的に想定外の盛り上がりとなりました。
その一角を担ったのがイケメンで実力も十分すぎる『あゆむ』こと22歳の平野歩夢選手でした。
東京五輪の終了でオリンピックロスがささやかれたりしていますが、ロスは無用、もうすぐ半年後には北京の冬季オリンピック2022で平野選手の雄姿がすぐに見れます!
海外のファンやメディアの間では比較的早い時期から『ninja』(忍者)という呼称をもらっていた平野選手、2022年の冬季五輪でのライバルは誰か、そしてズバリの順位予想をしてみたいと思います。
「アユム・ヒラノは雪の上をすべる忍者ね!素晴らしかったわ!」
Ayumu Hirano is a snow ninja. Amazing riding today little buddy 🙂 #bnzo #Japan @ Cardrona Alpine Resort http://t.co/LLouC4T
— Susie Floros (@susiefloros) August 13, 2011
スノボの戦績・成績等
この10年間ほどだけでもあまりに数多く、ましてスケボーまで含めるとすごすぎるため、列挙するスペースもないくらいです。
ここではスケボーは置いといて「スノーボードのみ」にハイライトしてみましょう……。
・冬季オリンピック
2014年のソチオリンピックでは15才にしてハーフパイプ(HP)銀メダル。
史上最年少、ギネス世界記録認定のメダル獲得者となりました。
#スケートボード 男子パークがまもなくスタート🤩
日本からは平野歩夢選手が出場します✨平野歩夢選手は、スノーボードハーフパイプでソチ2014・平昌2018の2大会連続銀メダリスト😲
まずはソチ2014の時の滑りをチェック👀@AyumuB #Tokyo2020 #オリンピック pic.twitter.com/kykwkHgVIH
— オリンピック (@gorin) August 4, 2021
2018年の平昌(ピョンチャン)オリンピックでも銀メダル、齢19にしてまたまた表彰台に!
「スケートボードで2020年の東京オリンピックを目指す」という電撃的な発表はその直後でした。
そしてこちらが平昌2018🔥
何度見ても圧巻のパフォーマンス😳 pic.twitter.com/DvevFR4YS3
— オリンピック (@gorin) August 4, 2021
・オリンピック以外
バートンハイファイブ(Burton High Fives)、
バートンUSオープン(Burton US Open)、
エックスゲームズ(Winter X Games)、
FIS ワールドカップ/ アルペンスキーワールドカップ(FIS Word Cup)、
北海道スキー選手権大会、
デューツアー(Winter Dew Tour)など、
数多くのスノボ大会で1位や上位を獲得しています!
若くして新潟県民栄誉賞なんて凄い賞をもらっておきながら、ベストカラアゲニスト(日本唐揚協会)などというお茶目な賞をももらっているのは、ひとえにそのフランクな人柄ゆえでしょうか。
ライバルは誰?

平野選手のライバル、少なからず何人か挙げたいところですが、ここはやはりショーン・ホワイト選手、そして戸塚優斗選手に焦点を当ててみましょう。
ショーン選手の北京出場に関しては、ヒザの故障などもありまだ不透明な部分があるようです。
もちろんご本人が北京2022を目指していることは明らかです。
が、2021年初めのエックスゲームをエントリーしておきながら敢えて欠場したことは記憶に新しいところ。
ショーンホワイト欠場かぁ⛷
— ココ☺︎® (@Mmarii1IiiiInNe) February 6, 2021
平昌での名勝負を思い出すと、やはりどうしても冬季オリンピックにはまだまだ必要な役者かと思えます。
ライバル同士ながら、特に平昌以降お互いにリスペクトしているような部分もあり、まさに好敵手と言った感じでしょうか。
別の見方をすれば、天才肌のショーンと互角に渡り合えるのは平野選手だけという感じかもしれません。
平野歩夢選手頑張った❗️
良かった~次はスノーボード(ハーフパイプ)
北京五輪…今度こそショーン・ホワイト選手との対決
一生懸命応援📣🇯🇵🇯🇵🇯🇵
平野選手なら金メダルも夢ではない…
ライバルであり…共に戦う先輩レジェンドとの熱い友情
ショーン選手も平野選手の事を待ってるから…楽しみ❤️ https://t.co/E8y4Bcmi8s— furan🍓プロYuzuru Hanyu全力応援💖💖💖 (@2818shigeko) August 5, 2021
ショーン選手の戦歴と成績はあまりに凄すぎて素晴らしすぎて、本が1冊書けてしまいます。
ここでは大舞台、冬季オリンピックのみに絞ってみましょう。
2006年トリノ(イタリア)金メダル
2010年バンクーバー(カナダ)金メダル
2014年ソチ(ロシア)4位
2018年平昌(韓国)金メダル
はい、もうキラキラ輝く戦績、まさにカリスマです。
そういうすごい人と互角に戦える平野選手、まさに日本の至宝ですね。
平野選手に限らず、有能な選手ほど、海外に好敵手がいる傾向があるようですね。
浅田真央にはキムヨナ
高梨沙羅にはルンビ
小平奈緒にはイサンファ
平野歩夢にはショーンホワイト
渡部暁斗にはフレンツェル
というように、強いor強くなった選手は必ず海外選手がライバルとなる。
ゆたしゃんも日本人なんか眼中にないから強くなったのよ✌ https://t.co/V1JdDF9IhQ— 米山もえの'21 (@flyingfake21) February 20, 2018
内外のファンも平昌のときにはエキサイト、かなり盛り上がったようです。
「ショーン選手と平野選手の対決が一番楽しみ」
My best moment of Olympic is Shawn White vs Ayumu Hirano in Snowboarding so far
— Mikako.kdk (@mikako_kdk) February 15, 2018
「アユムかショーンのどちらかが満点取ると思うよ」
Either Ayumu Hirano or Shawn White score a perfect hundred for gold
— Raul 👻 (@_RaulGarciaJr) February 14, 2018
平野選手の良きライバルとして、ぜひ北京2022にも出場し、平昌をしのぐ名勝負を見せて欲しい方です。
ショーン選手ばかりではなく、もちろん戸塚優斗選手もそう簡単には平野選手にゴールドメダルを許しそうにはないですね。
#スノーボード の全日本選手権ハーフパイプ最終日は14日、札幌市ばんけいで決勝が行われ、男子は戸塚優斗選手が2大会連続3度目の頂点に立ち、平昌冬季オリンピック銀メダリストの平野歩夢選手が2位。女子は今井胡桃選手が4大会ぶりに優勝しました。https://t.co/DJMerHYmDF #がんばれニッポン
— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) April 15, 2021
2021年の全日本スノーボード選手権では平野選手を抑えて1位になっています。
北京冬季五輪の時点でハタチという若さです。
若いゆえキャリアこそ深くはないですが、これまでのV記録には申し分ありません。
スノボ大会の最高峰といわれるバートンUSオープンに参加、見事1位を飾りました。海外にもファンがいるようです。
「バートンUSオープンなんてここ1年ぐらい見てなかったけど、トツカが1位なんてカッコイイわ。見てるのがホント楽しい」
Haven't watched a #halfpipe comp since the Burton US Open 11 months ago. Cool to see Yuto Totsuka hold on to first place. Love watching him ride. #LaaxOpen
— Annie Fast (@anniefast) January 23, 2021
続くエックスゲームでも優勝を勝ち取っています。
エックスゲーム、戸塚が優勝してたんか…しかも最後のランかっこよすぎやろ
— ぐれんしーと (@GLNseat) February 6, 2021
ズバリ予想

冬季オリンピック2022。
ショーン選手や戸塚選手など平野選手のライバルが出場してくれ、素晴らしいバトルを見せてくれる!と仮定した上で、ズバリ予想をすれば……。
やっぱり平野選手が表彰台のド真ん中、堂々の金メダルを勝ち取るのではないかと予想します。
ポイントを敢えて絞れば「年齢」かなと……。2人に比べると、平野選手がちょうど良いポジションにいるような。
北京冬季五輪の時点では平野選手が23歳。
対するショーン選手はちょうど一回り上の35歳。
戸塚選手は20歳(ハタチ)。
ショーン選手に関しては「寄る年波には勝てない」なんて言葉がありますが、年齢というのは時に本当に酷なもの。
あれこれ理屈は色々あるにしても、どうしても年齢には勝てないこと、あるみたいです……。
しかしだからこそ!で、ベテランならではの秘策があるかもしれず、油断は禁物ですね。
ショーンホワイトなんて10年以上前から活躍していますよ。。彼はスノボーの五輪メダリストですが、別の大会ではスケボーでも強かったです。
だから年齢関係ない🙅♀️
スケボーという競技の知名度も上がるといいな— 月島さくら✿ (@sakuratsukisima) August 4, 2021
戸塚選手もまさに年齢的なところに課題が出るかもしれません。
スノボワールドカップ等の活躍を買われて平昌オリンピックにも出場しましたが、その晴れ舞台で雰囲気に飲まれ「暴走」(本人談)してしまったことは忘れてはいないと思います。
このあたりはメンタルな部分になりますが、先輩、平野選手が年の功でがっつり押さえて来るのでは……と予想します。
とっつー(戸塚優斗くん)大事には至らなかったとの事
安心しました!
まだまだ若い!
次のオリンピック目指してファイティーン!
応援していますよー!— はもな (@gogo_skip) February 14, 2018
いやでも、だからこそそれを武器に今回はメンタル強化して来るかもですね。平野選手もウカウカとはしていられないか。
何はともあれです。
勝ち負けは時の運という部分もあるし、最終的には世界レベルの実力者同士のカッコ良く素晴らしい勝負を見せてくれれば、それで大満足!
まとめ

ともすれば東京オリンピックからのオリンピックロスに陥りかねない昨今(?)ですが、心配ご無用!
東京2020の熱狂を温存したまま、北京でのあゆむこと平野歩夢選手の活躍に皆さん盛り上がって参りましょう!
GO AYUMU, GO !!!