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メッシのバルサ退団経緯をわかりやすく解説!海外の反応はどうなの?

スペイン現地時間8月5日、ラリーガ・バルセロナは公式HPで「メッシはクラブに残留しない」と報告し、メッシがバルサから退団することが分かりました。

一時はメッシとクラブ首脳陣の不仲説がささやかれ”退団”という噂もありましたが、ここ最近は5年契約で同意したと報じられた矢先の出来事で非常に驚きです。

今回は、「メッシがどういった経緯でバルサを退団することになったのか?」について、わかりやすく解説します。

また、海外の反応もあわせて紹介します。

サラリーキャップ制度について解説

まずは、メッシがバルサ退団の原因となったサラリーキャップ制度について解説します。

サラリーキャップ制度に関しては、各スポーツにより規定が異なりますので、今回はラ・リーガに対してのサラリーキャップ制度について解説します。

サラリーキャップ制度とは?

サラリーキャップ制度は、日本にはあまり馴染みがないので初めて聞いた方もいらっしゃるかもしれませんが、日本では唯一Bリーグ(バスケットボール)で採用されているプロスポーツチームを運営するための制度です。

各スポーツ、団体によって制度内容の詳細は異なりますが、一般的にはこちらの内容でおおまかな意味になります。

サラリーキャップ制度とは、

直訳すると”Salary Cap”=”年俸上限”
各プロスポーツチームが所属する選手やコーチ陣の年俸、移籍金の減価償却費、報奨金、代理人への手数料、下部組織の運営に支払う年俸総額をチームの収入に基づいて上限金額を調整し規定する制度である。

つまりは、「昨年のチームの収入に応じて選手やコーチに使えるお金の上限を決めましょうね」といった制度です。

例えば、
Aチームの収入が100億円だった場合、
⇒65億円以内に使うお金を収めなければいけない

Bチームの収入が200億だった場合、
⇒130億以内に使うお金を収めなければいけない

といった感じです。
一般的には収入に応じた年俸の上限は60~70%となることが理解されているようです。

人気チームは必然として収入が多いので、その分、選手やコーチ、下部組織に対し多くのお金を使うことができますね。

チームの収入に関しては、主に4つから成り立ちます。

  • 広告料収入
  • 入場料収入
  • 物販収入
  • 放映権収入

広告料収入とは、スポンサー契約による収入。
(バルサで言えば、NIKEや楽天など)

入場料収入とは、チケットの販売による収入。

物販収入とは、チームグッズ(ユニフォームや選手グッズ)などによる収入。

放送権収入とは、テレビの放送権を買ってもらうことによる収入。
(DAZN、WOWOWなど)

サラリーキャップを超えた場合はどうなる?

ラ・リーガで採用されたサラリーキャップ制度による規則では、クラブが使用限度額を超えた場合は以下のペナルティーが科されることになります。

  1. 新戦力の登録を認めない
  2. 選手の移籍や減給により手に入った金額の25%分しか新契約に充てることができない

今回のメッシ退団に関しては、このペナルティーが大きな要因となったと言われています。

後程詳しく解説します。

2020-2021シーズンのラ・リーガのサラリーキャップ

それでは2020-2021年シーズンのラ・リーガのサラリーキャップ一覧を紹介します。

レアル・マドリード 4億6850万€(約609億円)
FCバルセロナ 3億8270万€(約497億円)

アトレティコ・マドリード 2億5270万€(約328億円)
セビージャFC 1億8580万€(約241億円)
ビジャレアルCF 1億4520万€(約188億円)
アスレティック・ビルバオ 1億1980万€(約155億円)
バレンシアCF 1億340万€(約134億円)
レアル・ソシエダ 1億90万€(約131億円)

レアル・ベティス 7130万€(約92億円)
セルタ・デ・ビーゴ 6250万€(約81億円)
グラナダCF 5650万€(約73億円)
ヘタフェCF 5260万€(約68億円)
レアル・バリャドリッド 4940万€(約64億円)
オサスナ 4660万€(約60億円)
SDエイバル 4270万€(約55億円)
デポルティーボ・アラベス 4200万€(約54億円)
カディスCF 4100万€(約53億円)
レバンテUD 3760万€(約49億円)
SDウエスカ 3710万€(約48億円)
エルチェCF 3460万€(約45億円)

2020-2021年シーズンのFCバルセロナのサラリーキャップは、レアル・マドリードに次ぐ2位で3億8270万€約497億円)に設定されていました。

しかし、次の2021-2022年シーズンでは更にバルセロナの減収が響き、サラリーキャップは約200億円に設定される結果となりました。

メッシの詳しい契約金に関してはこちらも参照してください!

メッシのバルサ契約金はいくらだった?移籍や引退の可能性はあるのか調査! (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); サッカー界の...

メッシの2021年シーズンの年俸は1億3800万€約180億円)。

報道によれば、バルセロナは半額以下の約50億円で5年契約すると報じられていましたが、とは言ってもサラリーキャップの大半がメッシの年俸なので、苦しい状況は理解できます。

メッシのバルサ退団経緯を分かりやすく解説!

では、メッシがバルサを去ることになった退団経緯を分かりやすく解説します。

恐らくですが、退団の要因は2つの可能性が考えられますので2つ記します。

①~⑤までの経緯は共通だと思います。

バルサはコロナの影響により大幅な減収

2020-2021年シーズンでは約490億円に設定されていたサラリーキャップが2021-2022年シーズンでは約200億円になる

2020-2021年シーズンの選手年俸総額は約443億円

約240億を削るためにメッシの年俸を5年50億円で結ぶことで大幅合意

しかしメッシの契約が2021年6月に切れていたことが発覚

退団の要因その1
メッシの再契約は新戦力の登録扱いとなり、登録するにはサラリーキャップをクリアする(約240億円削る)必要が出てくる。

今から約240億円削ることは不可能なため破談=退団

退団の要因その2
メッシと新契約するには選手の移籍金や減給による収入の25%しか使用できないため、メッシの50億円を払うためには、200億円の収入が必要になる

200億円の収入は現実的に不可能なため破談=退団

といった感じになります。

つまり、バルサはコロナによる減収の影響で約200億円のサラリーキャップ設定になってしまい、240億円削らなければペナルティーを科される状況となりました。

もし、ペナルティーを科されてしまったら、

  • メッシとの再契約が新戦力扱いとなれば、そもそも契約しても選手登録できない
  • メッシと新契約扱いになれば、50億円の年俸に対して200億円の選手の移籍や減給による収入が必要になる

といった感じになり、メッシとの再契約をあきらめるしか方法がなかったのだと思います。

メッシのバルサ退団に対する海外の反応は?

メッシのバルサ退団に対する海外の反応を紹介します。

No nací en la era de Maradona, pero si en la era de Messi, y fue un deleite poder verte jugar en el Barcelona, eres una Leyenda en toda la extensión de la palabra #Messi

私はマラドーナの時代ではなくメッシの時代に生まれました。あなたがバルセロナでプレーする姿を見るのは幸せでした。あなたは様々なことにおいて伝説です。

Un futbolista nunca es más que un club, pero es la primera vez que el club tampoco es más grande que el futbolista. #Messi

サッカー選手がクラブ以上に大きいという事は無いかもしれませんが、あなたはクラブ以上に大きい存在です。

メッシはバルセロナの歴史の中で最大の伝説となりましたが、時代の終わりです。

メッシの退団に誰も納得していません。誰にとってもいい事ではありません。

海外の反応のほとんどがメッシのバルサ退団を惜しむ声、そしてメッシのバルサでの功績を称えるものでした。

ラ・リーガ(スペインリーグ)と言えば、2000年段前半にジダン、ロナウド、ロベルトカルロス、ベッカム、フィーゴ、カシージャスなどそうそうたるスター選手を率い銀河系軍団と言われたレアルマドリードや、ロナウジーニョ率いるバルセロナなど、ヨーロッパリーグの最高峰と言われました。

その後もメッシ率いるバルセロナやクリスティアーノ・ロナウド率いるレアルマドリードなど、その時代時代において人気・実力ともにTOPクラスのリーグでした。

しかし現在は、クリスティアーノ・ロナウドはイタリア・セリエAのユベントスへ移籍し、今回メッシがラ・リーガからいなくなると、ヨーロッパリーグの情勢が変わる為、他国のリーグへ移籍することを認めたくないファンも一部いるようですね。

まとめ

今回はメッシのバルサ退団の原因となったサラリーキャップ制度の解説やメッシの退団経緯を分かりやすく解説しました。

メッシと言えばバルセロナのイメージが強く、ここ最近のクラブ首脳陣との関係悪化があったものの5年契約で同意という報道も耳にしていたので、今回の出来事は大変驚きました。

今後のメッシの去就は注目していきたいと思います。

メッシの移籍先の予想に関する記事は下記を参照してください!

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