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金メダルはなぜ噛むのか?理由や初めて噛んだ人は誰なのか調査した!

東京オリンピックで連日メダルラッシュが続いていますね。
そんな中、名古屋市長が勝手に選手のメダルを噛むという事態が発生しました。

大バッシングを受けている名古屋市長ですが、そもそもこの金メダルを噛むという習慣は、なぜ生まれたのでしょうか?
そこで、金メダルはなぜ噛むのか、その理由は?

初めて噛んだ人は誰?
こちらについて調査してみました。

金メダルはなぜ噛むのか?理由を調査!


金メダリストの恒例行事と化している、金メダルを噛む行為。
なぜメダリストたちは噛むのでしょうか?

メディアの要求

ここ最近の選手が噛む理由は、「メディアを要求にこたえるため」です。
カメラマンからすると、金メダリストが金メダルを齧っているシーンを撮ることが強迫観念のようにあります。

金メダルを齧っているシーンを撮れば売れると思い、メダリストに対して要求をしていることが大半です。
2012年にCNN取材に応じた国際オリンピック歴史学会のデービッド・ワレチンスキー理事もインタビューに対して「おそらくメディアを満足させるために噛んでいる」と答えています。

金メダルを噛んでいるショットは顔と金メダルが一緒に写ることとなります。
メディアからしてみれば、完璧な一枚になりますよね。

また、自然に笑顔になることから見栄えがするのではないでしょうか。

金メダリストになった実感を得るため

カメラマンが要求しなくても金メダルは噛むもの、と認識して噛む人も多くいるでしょう。
これまでのメダリストたちが噛んでいたシーンを思い出して、金メダリストになったのだからあのシーンを自分もやってみよう、と思うのではないでしょうか。

金メダルを獲ったら、あれをやろう!と決めている選手もいるはず。
金メダルを噛んだ時にこそ、メダリストになった実感がわくのかもしれません。

純金か確かめるため

歴史を紐解いてみると、実は他にも理由があります。
それは1900年代に遡ります。

当時使われていた金貨には偽物も出回っていました。
しかし当時は簡単に調べる機械などはありません。

本物の金であれば、金は柔らかい物質なので金貨に歯形がつくはず。
日本でも小判は金でできていたため、噛んでいたとも言われています。

元々はこれが由来であるとされていますようです。
ただし、オリンピックの金メダルは1912年のストックホルムオリンピックを最後に、純金ではなくなっています。

実際には、銀合金に対して金メッキを張り付けて作成しています。
このことから、本来は金メダルを噛む理由は元の由来はなくなり、金メダリストの慣習として行われているから、というのが現状のようですね。

2021年の東京オリンピックでは、大会組織委員会が「公式見解としてお伝えします。メダルは食べられません」とTwitterに投稿し話題になりました。
もちろんこれはジョークですが、使い古しの家電からリサイクルした金属でできていると説明。

そのうえで「メダルをかんじゃだめですよ。でもきっとみんなかむのでしょうね」と続けています。
名古屋市長が噛んだことで大きな話題になっていますが、そろそろこの金メダルを噛む風習、なくなっても良いのでは?

金メダルを初めて噛んだのは?


金メダルを初めて噛んだ人は誰なのでしょうか?
調査したところ、1988年ソウル五輪水泳の男子200メートル自由形で金メダルを獲得した、オーストラリアのダンカン・ジョーズ・アームストロング選手であることがわかりました。

金メダルを齧る姿が翌日の紙面に「勝利ガリガリ」という見出しで掲載されました。
日本人で初めて噛んだとされているのは1996年アトランタ五輪柔道の中村兼三選手のようです。

オリンピック3連覇を果たした吉田沙保里さんやシドニーオリンピックで一躍有名になった高橋尚子さんなどが金メダルを噛んでいる場面が報じられています。
2021年の東京オリンピックでは阿部一二三選手、阿部詩選手が金メダルを噛んでいました。

2021年の東京オリンピックの金メダルは携帯電話からできている

2021年に開催された東京オリンピックの金メダルは、携帯電話をはじめとした小型家電を材料に作られています。
金メダルだけでなく、銀メダル、銅メダル全てが回収された素材から作ることに成功しています。

小型家電のリサイクルの定着と環境にやさしい持続可能な社会を目指すために、「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」という東京オリンピックの公認プログラムの元メダルが作られました。

大会スポンサーのNTTドコモは621万台もの携帯電話を集めたようです。
確保できた金属量は、これだけになりました。

金:約32kg
銀:約3,500kg
銅:約2,200kg

SDGsを意識したプロジェクトであり、そういった意味では世界にこれをアピールできた大会なのではないでしょうか。

金メダルはなぜ噛むのか?理由や初めて噛んだ人は誰なのか調査した!まとめ

金メダルはなぜ噛むのか?その理由は?
金メダルを初めて噛んだのは誰?

こちらを紹介しました。
金メダルを噛む習慣は、元は金かどうかを確かめるためのようですが、メダルが純金で作られていないのでいまとなっては意味のない慣習のようですね。

名古屋市長の問題などもあるので、そろそろ金メダルを噛む慣習、やめてもいいのではないでしょうか?
なお、この噛んでしまった金メダルが交換できるのか、気になりませんか?

そちらについても調査したので、ぜひ見ていってくださいね!