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倉持医師がNスタにて言い放った発言とは?twitterでは「倉持先生」がトレンド1位に

オリンピック始まってから急に全国的に感染者数が増え始めました。と言うか感染爆発しています。これにより政府は東京を中心に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を再び適用し、更には医療提供体制の見直しとして軽症以外は原則自宅療養から重症者以外は原則自宅療養とすることに方針転換しました。

追記・・・田村厚労相は5日中等症は原則入院重症化リスクが低い人が在宅になると述べ                 ました。

この方針転換についてTBSの「Nスタ」にて宇都宮市インターパーク呼吸器内科の倉持仁医師とTBSコメンテーターの星浩さんを呼んで検証されてました。

倉持医師がNスタにて言い放った発言とは?

番組では菅首相と小池東京都知事の発言についてお二人に意見を伺っていました。

菅首相「重症患者や重症化リスクの特に高い方には確実に入院して頂けるよう必要な病床を確保します。それ以外の方は自宅での療養を基本とし病状が悪くなればすぐに入院できる体制を整備します。」

小池都知事「自宅療養もパルスオキシメーターや健康観察、酸素吸入の装置も準備している自宅もある種病床のような形でやっていただく事が病床の確保にも療養者の健康の維持にもつながる」

この発言に対して星さんはこう答えました(要約)

このままでは入院出来ない人が続出するため相当強引に線引した。そのため2つの問題点が出てきた。

  1. あまりにも唐突すぎる。プレハブの病棟を建てるなどの事前の準備なしにオリンピックに忖度して踏み切ってしまった。
  2. 現場の人に入院出来る出来ないの判断をさせる基準が曖昧でトラブルの元になる

筆者の考察

確かに強引な線引ですよね。軽い方から軽症→中等症Ⅰ→中等症Ⅱ→重症とあるわけですが中等症Ⅰ中等症Ⅱ共に入院を認めないわけですから。中等症Ⅰでは息切れ、肺炎の初期症状が見られる程度ですが、中等症Ⅱは酸素投与が必要で自力では立って居られない状態です。これを自宅で何とかしてくださいと言うわけですからとんでもない話です。

キャスターの「搬送が困難な中で自宅療養中に突然病状が変わって急変した時に入院出来る体制が整えられるのか?」の問いに倉持医師は怒りと言うか苛立ちを隠しながらコメントしました。

倉持医師「整えられないから現場が困っている。今まで過小評価をして不十分な対策に終始してきて、中等症ⅠⅡとかの分類も医師が手引書として使っている不十分なものだが、中等症Ⅱとかで治療に介入してたら間に合わない、重症化は防げないのが解っているからより早い段階で治療に介入するために抗体カクテル療法を承認したはず。しかし入院しないと薬が使えない(※厚労省からの通達)。言っていることがめちゃくちゃ(矛盾している)ですし、お二人が仰っていることは医療現場に携わってる医師から見ると国民にはまっとうな医療体制は供給しませんよと言うメッセージだと思う、だからこの人達に国を任せていたら国民の命は守れませんから二人とも至急お辞めになったほうがいいと思う。(要約)

この発言の後星さんは驚いて顔が凍りついていました。

スタジオの空気が変わった事にマズいと思ったのかキャスターが「自宅療法のために各家庭に整備する機材は用意出来るのか不安ですよね?」と問うと

倉持医師「特にデルタ株になってから入院してから5~6日後に肺炎が起きる事が非常に多く見られるように、より手強くなっているのに酸素供給器だけ渡して自宅で何とかしろとか、一年半も経ってる今こんな事言っているとは医療現場から見て信じられないし、まっとうでもないし、こんな事では国民の命は守れませんね。」

と言い放ちました。キャスターが二年間現場の最前線にいらしてやるせない気持ち呆れた気持ちを強くお持ちだと推察します。とフォローしていた。

その後何事もなく番組は進み最後にコメントを求められていました。

星「政府が一番気にしているのは病状が急変して病院に行けずに命を落としてしまうケースが出てきてしまう事、こうなってくると明らかに人災になるので今回の決定が場合によっては政権の致命傷になりかねない気がする。」(要約)

倉持医師「今やっていただきたい事は医療現場に薬を早く供給してもらいたい。13%の人しか入院して治療を受けられてない、残り87%の人は薬もない状態で待たされている。この状態が一年半も続いてるわけだから、ここにテコ入れをして自宅でも外来でも治療できる体制を至急構築して初めて重症化せずに治す事が出来る。この病気だけ自宅で診て良いとしたら他の病気まで同じ事になりかねないので皆保険の崩壊の始まりに繋がる。」(要約)

※厚労省からの通達・・・抗体カクテル療法など点滴に使う薬の数が足りない為、入院の患者の時だけ使う事という通達が全国の医師宛に来ている。

twitterでは「倉持先生」がトレンド1位に

倉持仁医師のtwitter

まとめ

全国の感染者数が爆発的に増え始め、緊急事態宣言地域を始め医療崩壊が既に起きていると推測します。今の状況だと感染したら自宅療養になるでしょう。そして重症化してしまった場合でも入院できる保証は極めて低いと思います。

このような状況ですから自分の身は自分で守らなければなりません。今まで以上に危機意識を持ち生活していかなくてはなりません。これからお盆休みで里帰りしたい方もいるでしょうが、政府もオリンピックを強行した手前、帰省するなとは言えないでしょうが十分注意して行動なさってください。

最後まで読んで頂き有難うございました。