スポーツ

オリンピックメダルの価値は?売るといくらになる?

日本選手団メダルかなり取得されてますね。

そうなると気になるのがメダルの価値ですよね?

コロナ禍でも強行したオリンピック、感染拡大とオリンピックは関係ないと誰かさんが言ってたが結果として史上類を見ない感染爆発中でのオリンピック、メダルを奪い合う様を感染に怯えながらテレビで観戦するオリンピック、重症患者以外入院させないという医療崩壊寸前の地獄絵図、その横で開催されている安心安全なオリンピック、そんな中獲得したメダルに一体何の価値があるのか?調べてみました。

オリンピックメダルの価値は?

(財)オリンピック委員会のオリンピック憲章には下記のように記載されています。

メダルは、少なくとも直径60ミリ、厚さ3ミリでなければならない。1位および2位のメダルは銀製で、少なくとも純度1000分の925であるものでなければならない。また、1位のメダルは少なくとも6グラムの純金で金張り(またはメッキ)がほどこされていなければならない。                 (財)オリンピック委員会サイトより

まず金メダル自体全て純金で出来ているわけではないんですね、要は銀メダルに金メッキしてあるだけのようです。

となるとぶっちゃけ金メダルは銀メダルに最低6グラムの純金の価値が加わるだけですので、金メダル銀メダル双方たいして価格差がないように思いますがどうでしょうか。

銅メダルは純粋に銅だけでできているようです。

オリンピックメダルの重さは?

Olympics.comのサイトによると金メダルは約556g、銀メダルは約550g、銅メダルは約450gだそうです。

オリンピックメダルの原価は?

金、銀、銅のそれぞれの価格を調べました。

YAMAKIN株式会社のサイトでは8月3日現在、金は1グラム辺り7067円、銀は105.6円

橋本興業株式会社のサイトでは8月2日現在、銅は1トン辺り111万円ですので1グラム辺り1.1円です。

単純に計算して金メダル 金部分:7067円×6g=42402円 銀部分:105.6円×550g=58080円 トータルで42402円+58080円=100482円

銀メダル 105.6円×550g=58080円

銅メダル 1.1円×450g=495円

価格差ありすぎですね(笑)。

これにメダルに加工したことによる付加価値が加わるわけですがその価値は買い手次第でしょうか?

オリンピックメダルは売るといくらになる?

「オリンピック記念メダル」は金券ショップで普通に売り買い出来るようですしヤフオク等でも売り買いされています。

しかし選手が努力の末取得した唯一無二のオリンピックメダルは売れるのか不明です。そもそも売ろうとする不届きな選手がいません(笑)。そして売ったとしても直ぐ足がつきます。

と、思ってましたが海外では実際にオリンピックメダルがオークションで取引されているようです。

ニューヨークでは市場に出てくるメダルの数は極めて少ないが質屋やオークションなどを通じてコレクターらに売られている。

RRオークションのボビー・リヴィングストン常務は「(オリンピックメダルは)隙間収集品」とし「ここ数年で市場に出てきた商品は、極めて少なかった」と伝えた。 リヴィングストン常務は先月22日、メダル3個その他18商品の売却を仲介した。ニューヨークタイムズは、数十人の元オリンピック選手がここ数年間、メダルを売るために試みていると付け加えた。一部の選手がメダルを売る理由は、財政的な困難を解消するためや、貧しい人々を助けるための慈善活動に必要な財源を調達するためである。 yahooニュースより

そして歴代最高額を記録したメダルは、1936年ベルリンオリンピックに出場したジェシー・オーエンスという方の金メダルだそうです。

2013年のオークションで146万ドル(約1億6000万円)で売れたそうです。

メダルの価値は「名前」と直結される。金・銀・銅なのかより、誰がいつ取ったメダルなのか、メダルに込められている歴史とストーリーが重要であることを意味する。       yahooニュースより

その通りですね、メダルの原価を計算したところで意味はなかったですね(笑)。

そして売る場合でもしっかりとした理由が存在します。

まとめ

オリンピックメダルの価値は?ズバリメダルを取得した本人の社会的評価によると言ってよいでしょう。

売るといくらになる?これも本人の社会的評価を加味しながら売り手買い手双方による価値観の擦り合わせで決まるのではないでしょうか。

私の言いたかった事

コロナ禍を払拭し社会不安を完全に消し去り、安全に生活出来る暮らしを取り戻せる指導者が出てくるならば、国民は価値の図りしれぬ金メダルを彼(彼女)に与えるだろう。(筆者談)

そういう未来を願ってやみません。最後まで読んでくださり有難うございました。