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三宅健くんが手話を始めたきっかけとは?勉強法と資格や担当する番組をまとめて紹介!

 

三宅健くんが手話を始めたきっかけは、2005年のV6握手会だったといいます。

NHK「東京2020オリンピック みんなでハイライト」のメインパーソナリティーを務める三宅くんは、「手話が分かりやすい」「競技の説明が分かりやすい」と話題です!

 

V6の三宅健くんが手話を始めるきっかけになった握手会とはどんなものだったのか、手話の勉強法や持っている資格、現在担当しているテレビ番組をまとめて紹介します。

 

三宅健くんが手話を始めたきっかけとは?

三宅健くんが手話を始めたきっかけは、三宅くんの所属グループ・V6が、デビュー10周年(2005年)のときに行われた握手会のときの出来事です。

その握手会のとき、手話で話しかけてくれた女の子がいましたが、何て返したらいいのか分からず言葉を発することができないまま時間が終わってしまったことが心残りで手話を始めたといいます。

握手会って時間にしてみればほんのわずかな時間なのですが、メンバーと会話ができるので、ものすごく貴重な時間ですよね。

三宅くんも話していましたが、来てくれたファンに直接感謝の気持ちを伝える場でもあるけれど、その女の子には伝えることができなかったと気になっていたということです。

 

三宅くんは「すべてのファンに感謝の気持ちをとどけたい」と強く思い、三宅くんがきっかけとなって、V6のDVDはMCもすべて含めて基本的に字幕をつけることを選べるようになりました。

 

三宅くんが初出演した滝沢歌舞伎2016では、当時座長を務めていた滝沢くんに「ソロ曲『Maybe』で、健くんにしかできないようなことをやってほしい」と依頼されたとき、手話を使ったダンスを披露しています。
このとき、感情も伝えるため、歌詞の文章そのままではなく意味をとらえて意訳した手話にしたといいます。

スゴイですよね!

 

いたずらやおふざけ大好きな少年の心を持っていますが、誰にでも壁を作らず距離を縮められるのが三宅健くんです。

だけど意外と人に気を遣うところがあったり。

 

この握手会、人数は原則無制限だったので10万人規模だったといいます。

ファン一人ひとりにしてみればわずかな時間ですが、そのなかで一人の女の子に言葉をかけることができなかったことが心に引っかかった三宅くん。

きちんとファンと向き合っているからこそだと思います。

心に引っかかったままにしないで、それを行動に移したところも三宅くんのスゴイところ。

そして、それをファンのために活かしていくところもまた、カッコいいとしか言えませんね。

 

 

☆V6デビュー10周年握手会について☆

V6デビュー10周年コンサート「V6 10th Anniversary Tour musicmind」に合わせて、2005年11月6日~12月26日に全国6大都市握手会が開催されました。

ニューアルバム「musicmind」に握手券が封入されていましたよ!

メンバー自身の発案による企画で、発起人は三宅くんです。

・11月6日(日)8:00~ 東京ビッグサイト 西2
・11月18日(金)18:00~ 北海道立総合体育センター きたえーる
・11月27日(日)10:00~ 仙台市体育館
・12月16日(金)14:00~ 大阪城ホール
・12月25日(日)8:00~ 福岡国際センター
・12月26日(月)14:00~ 名古屋レインボーホール

メンバーの並び順は会場ごとに違っていました。

三宅くんが手話をはじめるきっかけとなった女の子がどこに参加していたかは分かりませんが、三宅くんが女の子に声をかけることができなかったとしても、女の子はすごく嬉しくて幸せな時間を過ごしたと思います。

 

三宅健くんの手話の勉強法と持っている資格は?

三宅健くんの手話勉強法はどんなもので、持っている資格はあるのでしょうか。

 

V6の握手会のとき、手話で話しかけてくれた女の子に言葉をかけられなかったことが気になっていた三宅くんは、自分で手話を学べる講座を調べたということです。

そして、区の手話講習会に毎週木曜日2時間、3年ほど通ったといいます。

講座の生徒は主婦層の方が多く、そのなかに交ざって一緒に勉強をしていたとか。

そのときの講習会の講師は早瀬憲太郎さんです。

早瀬さんは、2007年から2014年まで「NHKみんなの手話」でも講師をされていた人です。

 

三宅くんは、このとき「手話技能検定3級」を取得しました。

手話技能検定は、7級から1級まであります。

1級に近づくほど、試験は難しくなります。

3級は、筆記試験があり、単語数は1000程度で基本例文数は300程度。

講座などで、2年(160時間)程度の学習時間が必要になります。

レベルとしては、

接客に必要とされる具体的な会話や手話での道案内、会社や学校、手話サークルなどでの会話ができる。

引用:NPO手話技能検定協会

とあります。

 

今現在は、もしかするともっと上の級を取得している可能性はあります。

 

三宅健くんが手話を活かして担当する番組とは?

三宅健くんは、手話を活かして番組を担当もしています。

現在開催中の東京オリンピックでは、NHK「東京2020オリンピック みんなでハイライト」のメインパーソナリティーを担当。

直近では本日8月1日(日)午前7時45分から8時45分に放送がありました。
(※NHKプラスで見逃し配信がされています)

次の放送は、8月7日(土)午前8時15分から9時15分です。

ゲストには三宅くんの手話の先生、早瀬憲太郎さんも登場します。

 

オリンピック関連の番組だと、

2016年のリオデジャネイロパラリンピックでは、NHK Eテレ「みんなで応援!リオパラリンピック」のメインパーソナリティーを務めました。

2018年のピョンチャンオリンピック・パラリンピックの「みんなで応援!ピョンチャン2018オリンピック」と「みんなで応援!ピョンチャン2018パラリンピック」のメインパーソナリティーも務めていました。

 

これらの放送は、NHKで放送されるユニバーサル放送で、手話や副音声や字幕で分かるように解説などして放送される番組です。

「誰もが楽しめる放送」というもので、解説する側には高度な技術が求められるといいます。

三宅くんは初のユニバーサル放送「みんなで応援!リオパラリンピック(2016)」のときからメインパーソナリティーを任されています。

当時、

日本語と手話の語順が全然違うので、2つを同時に使うというのがものすごく難しい。

日本語のスピードや手話のタイミングを調整するなど、とにかく試行錯誤の連続。

試合の情報を伝えるために試合もずっと見ていたので、眠れない日々が続きました。

と話していました。

 

 

レギュラー番組としては、2014年4月6日からNHK「みんなの手話」のナビゲーターを務めています。

放送は、毎週日曜日午後7時30分~7時55分。
再放送は、毎週金曜日午後1時05分~1時30分。

日常生活で使う手話を、初心者が楽しく学べる教育番組です。

 

この番組のナビゲーターを務めることになったきっかけは2つあります。

ひとつは、三宅くん本人が「出たい!」と言ったこと。

2013年10月放送の「ザ少年倶楽部プレミアム」のなかで、当時番組MCだった国分太一さん(現・株式会社TOKIO副社長)に

今、ほかにはどんな仕事がしたいの?

と聞かれ、

前から思っていたのは、

NHKで「みんなの手話」っていう番組をやっているんですけど、

それに前から出てみたいなって思ってて

と答えていました。

もちろん、「出たい!」と言ったからだけで出られたわけではありません。

ふたつめのきっかけは、三宅くんが通っていた手話講座の講師が早瀬憲太郎さんだったからです。

早瀬憲太郎さんは当時、NHK「みんなの手話」の番組でも講師を務めていました。

三宅くんが手話講座に通っているときの様子を、「なかなかの腕前だった」と推薦してくれたこともあって、ナビゲーターに抜擢されたということです。

三宅くんが手話を3年ほど習って、その後NHK「みんなの手話」のナビゲーターになるまでの5~6年間はブランクがあったことになります。

それでも、番組では視聴者と一緒に手話を学ぶ「生徒」という立場になるので、よかったのだと思います。

収録に参加したあと、

手話をしながらしゃべるのはなかなか難しい。

日本語と手話では単語に違いがあって、手話の方が単語が少ない。

適切な日本語を選んで表現しなければいけないので、毎回苦労しています。

と言っていました。

そして、「ブランクがあるので、初心に帰って勉強したいです!」と。

それが、今やオリンピック・パラリンピックのユニバーサル放送でメインパーソナリティーを務めるまでに!

三宅くんの努力があってこそです。

 

ちなみにブランクの理由ですが、「もともと勉強が嫌いで、難しくて手話から離れた時期もあった」と話しています。

そして、「楽しんでやることが大切だと思います」と言っていましたよ!

番組見ていると楽しそうですもんね!

 

三宅健くんが手話を始めたきっかけと勉強法・資格や担当する番組まとめ

三宅健くんが手話を始めたきっかけは、2005年のV6デビュー10周年で行われた握手会にあります。

手話で話しかけてくれたファンに言葉を返すことができず、心に残り気になっていたということです。

それで手話を勉強しようと、自分で講座を探して手話講習会に3年ほど通いました。

そのときに取った資格は「手話技能検定3級」です。

もしかすると現在は、もっと上の級を持っているかもしれません。

手話を活かして、レギュラー番組NHK「みんなの手話」でナビゲーターを務めています。

現在は、NHKユニバーサル放送である「東京2020オリンピック みんなでハイライト」のメインパーソナリティーを担当。

以前にもオリンピック関連番組で、2016年の「みんなで応援!リオパラリンピック」や、2018年の「みんなで応援!ピョンチャン2018オリンピック」と「みんなで応援!ピョンチャン2018パラリンピック」のメインパーソナリティーも務めていました。

 

活動の幅が広がっているのも、三宅くんの人柄や性格、そして何より努力がそういうことにつながっているのでしょうね。