例年にも増して全国各地で厳しい暑さの続く2021年の日本。
関西でも、連日外に出かけるのも億劫になるほどの暑さが続いていますね。
2021年の関西の苦しい暑さは、一体いつまで続くのでしょう?
そこで今回は、関西の暑さはいつまで続く?猛暑のピークや涼しくなるのはいつからかを調査してみました。
2021年の関西の暑さがやばい!

2020年の関西の暑さも凄まじいものでしたが、2021年も壮絶な暑さです。
『日本気象協会』によると、例年よりも暑くなる確率が高いようです。
2021年8月の暑さ予想
こちらが日本気象協会が予想した2021年8月の気温。

このグラフから、以下のことが分かります。
- 平均気温が高い確率は50%。
- 近畿日本海側では、平年に比べ晴れの日が多い。
- 近畿太平洋側では、平年と同様に晴れの日が多い。
2021年の夏は、例年よりも晴れの日が多く暑くなるという予報です。
もしくは平年通りの気温。
例年より涼しくなる、という可能性は低いでしょう。
また、2021年8月の週ごとの気温の確率も次のように予想されています。

2021年7月31日〜8月6日ごろまでは平年通りの気温の確率が50%。
2021年8月7日頃から、例年よりも暑くなりだす確率が50%です。
8月の中旬ごろから、より厳しい暑さが続くと言っていいでしょう。
2020年8月の暑さ記録
ちなみに、参考として2020年夏の暑さはというと…
2020年8月17日時点で、大阪や京都含めた関西の気温が36~40℃!
2020年8月17日の気温 | |
---|---|
大阪 | 38度 |
京都 | 40度 |
兵庫 | 36度 |
奈良 | 39度 |
滋賀 | 39度 |
和歌山 | 38度 |
兵庫はまだ低いといっても、36度。
盆地である京都は40度と、灼熱の気温となっていますね…。
一般的に人の体温異常の気温は、災害級の暑さと言われています。
ずっとサウナの中にいるような唯ならぬ不快感に襲われる気温です。
予報通りいけば、2021年の暑さも2020年の暑さと同等、もしくはそれ以上の暑さとなる可能性もありそうです。
関西の暑さはいつまで?涼しくなるのはいつから?

では、2021年の関西の暑さはいつまで続くのでしょうか?
2021年の暑さはいつまで?
2021年の暑さは、例年通りいけば…お彼岸である9月の20日〜26日ごろまで続くでしょう。
『ウェザーニュース』は次のように公表しています。
9月にかけても暖かな空気が流れ込みやすく、秋のお彼岸の頃までは残暑が厳しくなる見込みです。
出典:https://weathernews.jp/
ピークは8月中で終わりますが、残暑を過ぎた後も高温傾向は続きます。
災害急の暑さからは逃れられるとしても、じっとりとした汗ばむ暑さは9月下旬まで続く見込み。
2021年は未だマスク生活が余儀なくされているので、熱中症にならないよう長期間の万全な対策は必須となります。
2021年涼しくなるのはいつから?
では、暑さから抜け出して涼しくのはいつからなのでしょう?
暑さは2021年9月下旬ごろまで続きますが、例年通りいけば9月の4週目〜10月の初め頃から涼しくなる見通しでしょう。
以下が2020年の10月の気温です。
2020年10月の気温 | ||||||
1日 | 2日 | 3日 | 4日 | 5日 | 6日 | 7日 |
30.1 | 29.6 | 28.3 | 29.4 | 30.3 | 23.3 | 25 |
8日 | 9日 | 10日 | 11日 | 12日 | 13日 | 14日 |
27.1 | 25.1 | 25.2 | 21.7 | 25.2 | 28.5 | 20.2 |
15日 | 16日 | 17日 | 18日 | 19日 | 20日 | 21日 |
23 | 18.5 | 18.4 | 19.5 | 20.2 | 23.9 | 21.3 |
22日 | 23日 | 24日 | 25日 | 26日 | 27日 | 28日 |
17.2 | 24.8 | 21 | 16.3 | 24.5 | 22.5 | 21.4 |
29日 | 30日 | 31日 | ||||
16.3 | 22.7 | 22 |
上記表を見ても分かる通り、涼しい気温の27度以下が続くのは10月の2週目ごろから。
だいたい10月中旬以降から、秋の涼しさを感じてくる頃でしょう。
2021年の関西の暑さのピークは?

2021年の暑さは、9月下旬ごろまで続き、10月に入りぽつぽつ気温が低い日があり、本格的に涼しくなるのは10月中旬からです。
では暑さのピークはいつなのでしょう?
ウェザーニュースによると、暑さのピークを迎えるのは7月下旬と8月下旬。
高気圧の影響で40度の酷暑となる日も出てくるとのこと。
太平洋高気圧とチベット高気圧は広がる高度が違うため、チベット高気圧と太平洋高気圧が同時に張り出すと、上空で重なり合って“ダブル高気圧”となります。
二つの高気圧が非常に背の高い一つの高気圧のように働き、厳しい暑さをもたらす見込みです。
このため、最高気温が35℃以上の猛暑日が続いたり、フェーン現象が起こりやすい場所では40℃前後の酷暑になる日も出てきます。出典:https://weathernews.jp
その後は9月入っても暖かな空気が流れてくる影響で暑い日が連日続き、9月のお彼岸の日まで汗ばむ日が続くでしょう。
関西の暑さを乗り越える方法は?

関西地方をはじめ、日本の広範囲を襲う強烈な暑さ。
マスク生活が続く中、この酷暑を乗り切るのは大変です。
- エアコンを利用する
- 涼しい服装を心がける
- 暑い日や時間帯は無理をしない
- 猛暑となる気温の日は外出を控える
などはもちろん、
- 気温と湿度が高い日のマスク着用には要注意
- 屋外で人と2メートル以上間隔がある時はマスクを外す
- マスク着用時は激しい運動や体力を使う作業は控える
- 適宜マスクを外して日陰で休む&1日1.2ℓ以上の水分補給
なども意識した生活を心がけましょう。
人が周囲にいないことが確認できた場合は、マスクは無理せず臨機応変に外してください。
【まとめ】関西の暑さはいつまで続く?猛暑のピークや涼しくなるのはいつからか
「関西の暑さはいつまで続く?猛暑のピークや涼しくなるのはいつからか」についてまとめました。
関西地方だけでなく、2021年は全国的に厳しい酷暑が続くと報じられています。
北海道が東京よりも暑い38度を記録したことも。
暑さが厳しい日はこまめな水分補給は必ず忘れずにこの夏を乗り越えましょう。