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レスリングのルールでハンカチの意味は?色や審判に見せる理由も調査

レスリングのルールでハンカチの意味は?色や審判に見せる理由も調査

レスリングのルールで、試合開始前に選手が「ハンカチ」を審判に見せている印象的な動作が気になったことはありませんか?

レスリングにおける「ハンカチ」の意味は一体なんなのでしょうか?

ハンカチの色や、選手がハンカチを持って審判に見せる理由は何かについてもご紹介していきたいと思います。

レスリングのルールでハンカチの意味は?

レスリングの競技ルールでは、ハンカチを携帯するということが義務となっています。

レスリングの選手たちは、男性でも女性でも、シングレット(専用のユニフォーム)を着て試合をしています。

そのシングレットの中に白いハンカチを入れておき、試合前に審判に見せて確認を行うのです。

もし選手がハンカチを持っていない場合、レスリング競技では選手はその場で「失格」となってしまいます。

ハンカチを忘れただけで失格というのは、小学生の忘れ物レベルの話ではなく、とっても厳しいように思えますが、競技ルール上の義務として定められているので、仕方がないことですよね。

レスリングのハンカチの色は?

レスリングのルールでハンカチの意味は?色や審判に見せる理由も調査

ハンカチの色は白色と昔から統一されています。

赤だと興奮してしまう色ですし、柄ものだと派手な感じがしてスポーツに似つかわしくない感じはありますよね!

白は何色にも染まらないという意味もありますし、清潔感も感じるため、神聖なスポーツにはもってこいの色ですよね!

なぜハンカチが必要なのか、なぜ審判に見せる必要があるのか見ていきましょう。

レスリングのハンカチを審判に見せる理由は?

レスリングでハンカチが必要な理由その①流血した場合に止血する目的

レスリングは、体を激しくぶつけ合う危険な格闘競技のスポーツです。

相手と激しくぶつかるため、怪我も日常茶飯事ですし、試合中でケガで流血することもしばしばあります。

そんな場合、すぐに血を止血できるようにハンカチを持っておくということが昔からの習わしでした。

また、流血状態のまま対戦相手と組み合うと、相手にも血がついてしまいます。

相手に血液がつくと相手も不快でしょうし、レスリングの試合会場そのものも汚してしまう可能性があるため、ハンカチですぐに止血するということがマナーだったようです。

現代では試合中に流血しても、あまり持ち込んだハンカチで止血しているシーンはないですよね。

ただ、昔からの習わしとして、必ずシングレットの中に白いハンカチを入れて、試合前には審判に見せて確認を行うという古くからのルールになっています。

レスリングでハンカチが必要な理由その②汗でマット上を滑ることを防ぐ目的

試合前のウォーミングアップでも、汗をかいた場合、試合前にハンカチで汗をふき取らないと注意されます。

汗で滑ってしまう事を防ぐためです。

このルールが出来たのはレスリングが歴史的に発展していき、ルール化されてきたものです。

そもそも古くからのレスリングは屋外スポーツであったため、汗で滑らないようにオイルを塗った体に砂を振りかけていました。

しかし、屋内スポーツになってからは砂をまぶすことができないため、ハンカチで汗をふくことで滑るのを防止していました。

以前は試合前に審判に見せていたものの、今は携帯していれば審判に見せることもないようです。

レスリングのルールでハンカチの意味は?色や審判に見せる理由も調査まとめ

レスリングのルールで、ハンカチを見せる意味は、昔からの習わしで、流血を止血する目的と、汗を拭いて滑ることを防止する目的があるということがわかりました。

色は白色のハンカチで、現在ではハンカチを持っていれば審判に見せる必要はないようです。

ただ、個人的には、そもそも審判に見せることがなければ失格かどうかも判断がつかないな~と感じました。

そういった習わしがあったということですね。

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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