東京オリンピックの女子スケートボードに出場の岡本碧優(みすぐ)さんは、なんと小学校6年生の時からコーチの元に下宿しているんです!
15歳という年齢に見合わないスケートボードの経歴は、コーチの指導があったからこそですが、そのコーチはどんな人なのか紹介したいと思います。
また、中学1年生から出場している海外の大会戦績、スケートボード経歴もくわしくお伝えします!
岡本碧優さんに関するプロフィールなどの記事はこちらになりますので合わせてチェックしてみてください。
それでは、岡本碧優(みすぐ)さんのコーチについて、また年齢に見合わない凄すぎる経歴についてお話していきます。
岡本碧優(みすぐ)のコーチは誰?

岡本碧優(みすぐ)さんのコーチは笹岡拳道(ささおかけんと)さんです。
笹岡拳道さんがコーチになった経緯
小学2年生8歳の時にお兄さんの影響でスケートボードを始めた岡本碧優さん。
それから毎週末、家族と一緒にスケートパークへ通っていたのですが、ある日スケートパークで笹岡建介プロの高いエアー見て衝撃を受けます。
高いエアーをして空を飛びたいとの想いから、笹岡家が愛知県あま市で開いている「Hi-5スケートボードスクール(TRIFORCE SKATEBOARD ACADEMY)」に入ります。
そのスクールで出会ったのが、笹岡建介プロのお兄さんである笹岡拳道コーチです。
笹岡拳道さんは、岡本碧優さんのセンスを見込んで世界で勝てる選手になるかもと思ったそうです。
1つ1つのトリックのクオリティを高めつつも、難易度の高いトリック「540(ファイブフィーティ/空中で体を540度回転させるトリック)」ができればと。
岡本碧優さんももっとうまくなりたい、540を習得したいと強く思うようになっていったそうです。
そして、スケートボードに専念するために、2018年12月小学校6年の冬に転校を決意。
愛知県の親元を離れ岐阜県の笹岡家に下宿して、岐阜県の中学に通いながら日々練習に打ち込んできたとのことです。
小学校6年の12月って、あと3ヶ月もすれば卒業なのにそれすらも待っていられなかったということですよね。
普段の姿はほんわかしていて決して大きくない体の岡本碧優さんですが、小学生の時から大人以上の強い意思と根性を持っていたことに感嘆しますね。
笹岡家、笹岡拳道(けんと)さんとは?
笹岡家は父親、3兄弟がスケートボード経験者のスケボー一家です。
- 父親:賢治さん
- 長男:拳道さん
- 次男:堅志さん
- 三男:健介さん
父親の賢治さんは1970年代にスケボーの魅力に取り憑かれます。
その頃はまだ日本では、スケートボードって何?っていう時代だったそうです。
満足な環境もない中で全日本のジュニア王者にまで上り詰めました。
3兄弟ともプロライセンスを取得したスケートボード選手ですが、特に三男の健介さんは日本を代表する現役トップスケーターです。
2019年には日本選手権で優勝しており、アジア大会や、X gamesにも出場しています。
家族でスケートボードのスクールや大会の運営、コーチをしています。
3兄弟だけでなく父親までスケートボードの選手だったなんてすごい一家ですよね。
そんな笹岡家に岡本碧優さんは下宿するのですから、強くなるわけですよね。いや、本人の努力と根性があったからこそですが。
親元を離れ心細さもあったでしょうし、練習も相当きびしかったのでは無いかと思われます。
実際に、痛いし、できないしで毎日泣いていた時期もあったそうですよ。それでも続けたって強いですよね。
岡本碧優(みすぐ)のスケートボード経歴・戦績

小学校2年生8歳でスケートボードを始めて、小学校6年生で世界選手権大会で5位!
世界で5位になったことで一気に注目されるようになりました。
それと同時に本人は世界のトッププレイヤーとの差を感じまだまだだと思ったそうですよ。
2018年(小学6年生)
・第18回アジア競技大会日本選手権 3位
・Vans Park Serie アジア大会 2位
・世界選手権大会 5位
2019年(中学1年生)
・日本オープン JSF Park Style Contest 優勝
・Dew Tour Long Beach Womens Park 優勝
・Road To X-GAMES 優勝
・ISO of Park Skateboarding Nanjing 優勝
・X-GAMES Minneapolis 優勝
・Park World Championship 優勝
・VANS PARK SERIES ASIA REGIONAL CHAMPIONSHIPS 優勝
2021年(中学3年生)
・Dew Tour 3位
2019年には、国際大会6連勝(Vans Park Seriesのアジア大会を除く)を達成!
中学1年13歳で文句なしの世界女王に!
2021年7月時点では世界ランキング1位です。
下宿をし始めたのは世界選手権以降の2018年12月ですから、下宿して1年も経たずに世界で優勝し始めたということですね。
スクールで練習している時からセンスがあったのは間違い無いですが、コーチである笹岡拳道(ささおかけんと)さんの厳しい指導や、下宿先の笹岡家のみなさんのおかげですね。
下の記事では、東京オリンピックのスケートボード「パーク」に出場の注目選手を男女5名ずつ紹介しています。良かったら参考にしてみてください。
>>スケートボード「パーク」の代表出場選手まとめ!男子・女子の世界ランキングから選抜!
世界ランキング3位のスカイ・ブラウン選手についての記事はこちらになります。
>>スカイブラウンが超かわいいと話題!日本語もサーフィンも得意?
>>スカイブラウンwiki風プロフ!父母・弟もスケボー選手?
岡本碧優(みすぐ)のコーチは笹岡拳道で、年齢に見合わないヤバイ経歴のまとめ
岡本碧優さんのコーチは笹岡拳道(ささおかけんと)さんで、愛知県でスケートボードのスクールを開催しています。
岡本碧優さんはそれだけでなく、小学校6年生の時に転校を決意して笹岡家に下宿。
それからの経歴は13歳という年齢では前代未聞の大会戦績です。
東京オリンピックでの活躍も納得ですね。スケートボード界では知らない人はいない少女だったわけです。
そんな岡本碧優さんですが、インスタグラムでの普段の姿があどけなくてかわいいと話題です。画像をまとめた記事はこちらになります。
また、同じくスケートボードのパークに出場の19歳四十住さくら(よそずみさくら)さんに関する記事はこちらになりますので、良かったらチェックしてみてください。