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フェンシングのエペとは何?ルールや点数の入り方をわかりやすく解説!!

東京オリンピック2020で、フェンシング男子エペ団体戦で世界ランキング8位だった日本代表(山田優選手、加納虹輝選手、宇山賢選手、見延和靖選手)が、見事金メダルを獲得したことで話題になっています!!

本当におめでとうございます♡

そんなフェンシングの競技「エペ」とは一体何なのか、気になっている人も多いはず。

また、競技の種類やルール、点数の入り方もよくわからない!という人が多いんじゃないでしょうか?

そこで今回は、フェンシングのエペとは一体何なのか?ルールや点数の入り方はどうなっているのか?という点についてまとめて解説します!!

フェンシングのエペとは何?

「エペ」というのは、フェンシングの種目の種類の一つです!

 フェンシングのエペとは何?ルールや点数の入り方をわかりやすく解説!!

有効面は画像の黄色いところ全部!

頭の先からつま先、足の裏までと、フェンシングの種目の中では一番有効面が広い種目です!

攻撃は突きのみ。攻撃の優先権はなく、有効面を先に突いた方が点数を獲得できます。

0.04秒以内に同時に突いた場合には両方に点数が入ります。

身長が高く腕が長い選手の方がリーチが長く有利だと言われています。

先に突いた方が点数が入る!というところがわかりやすいですね!!

 

東京オリンピック2020ではエペの個人戦と団体戦、どちらも出場しています。

エペ個人戦の最終順位は以下の通りです!

男子エペ個人戦順位

  • 6位 山田 優
  • 10位 見延 和靖
  • 15位 加納 虹輝

女子エペ個人戦順位

  • 16位 佐藤 希望

見ていただくとわかる通り、個人戦ではメダルを獲得していません。

しかし男子エペ団体戦(山田優、加納虹輝、宇山賢、見延和靖)では金メダルを獲得!!!

日本のフェンシング史上初の金メダルとなりました♡

 

団体戦の試合毎の成績は以下の通りです。

  1. 山田優5-4セルゲイ・ビダ
  2. 加納虹輝3-1ニキータ・グラジュ5-6
  3. 宇山賢5-6パベル・スホフ
  4. 山田優4-3ニキータ・グラジュコフ
  5. 宇山賢8-6セルゲイ・ビダ
  6. 加納虹輝3-5パベル・スホフ
  7. 宇山賢6-4ニキータ・グラジュコフ
  8. 山田優3-4パベル・スホフ
  9. 加納虹輝8-3セルゲイ・ビダ

合計点数 日本 45-36 ROC

※フェンシングは4人一組のチームで3人が競技し、一人が控え選手となります。今回は見延和靖選手が控えでした。

合計点数で9点もの差をつけ、日本の勝利!!

本当におめでとうございます♡

この点数の入り方や試合数はこの後ご紹介していきます!!

 

また、今回の男子エペ団体戦で活躍した加納虹輝選手の彼女や両親、出身についてまとめた記事も是非ご覧くださいー!!

フェンシング加納虹輝彼女いる?両親や出身についても東京オリンピックフェンシングのエペ男子団体の快進撃が止まりません! この種目で初のメダルを確定させました。 日本は準々決勝でリオデジャネイロ五輪金メダルのフランスに1点差で勝利! そのあと準決勝で韓国に勝ち、決勝進出を決めました!素晴らしい! 団体の選手皆さん輝いていましたが、特に最年少でも活躍の目立った加納虹輝選手の彼女や両親、出身について調べていきます。...

フェンシングの種類は?

上でご紹介したエペの他にもフェンシングにはフルーレとサーブルという種類があります。

基本的な内容は以下の通りです!

フルーレ

 フェンシングのエペとは何?ルールや点数の入り方をわかりやすく解説!!

有効面は頭や腕を除いた胴体のみ。有効面以外の頭や足などを突いた場合には点数は入らず、無効となります。

攻撃は「突き」のみで、斬った場合も点数は入らず無効です。

攻撃に優先権があって、同時に突いてしまうと判定か無効。相手の突きを払えば攻撃の優先権を奪い返せます。

この優先権を奪い返せるルールがある為、攻撃と守りが目まぐるしく入れ替わるところが見所です!!

サーブル

 フェンシングのエペとは何?ルールや点数の入り方をわかりやすく解説!!

有効面は、腰より上の上半身全部。下半身への攻撃は無効になります。

攻撃は「突き」「斬る」が使えます。「斬る」があるところが他の競技と違い、有効面に触れるだけで点数が入ります。

フルーレと同様、攻撃の優先権があります。

フェンシングのルールや点数の入り方は?

フェンシングのルールは種目ごとの違いはありません。

ただ個人戦と団体戦によってルールが異なります。

個人戦

フェンシングのエペとは何?ルールや点数の入り方をわかりやすく解説!!

個人戦の場合は予選と決勝で試合数が変わります。

予選では、3分間の試合が1回のみで、5点先に獲得した方が勝ちです。

5点獲得する前に3分経った場合は、点数が多いほうが勝ち。

同店の場合は1分間の延長戦を行い、先に1点獲得した方が勝ちです。

 

フェンシングのエペとは何?ルールや点数の入り方をわかりやすく解説!!

決勝の場合は、3分間の試合が3回あります。先に15点を獲得するか全試合終了時に点数が多いほうが勝ちです。

同点の場合には1分間の延長戦を行い、先に1点獲得した方が勝ちです。

ただこの延長戦を行うときに、優先権を抽選で決めます。

延長戦の1分で決着がつかなかったらこの抽選の結果で勝敗が決まるので、とても大事な抽選になります。

団体戦

フェンシングのエペとは何?ルールや点数の入り方をわかりやすく解説!!

団体戦は、1チーム3人(+1人の交代選手)で総当たり戦を行います。

3分の試合を9試合行い、45点を先に獲得したチームか、9試合終了した時により得点を多く取っているチームが勝ちとなります。

1試合の間にどちらかが先に5点とった場合も、次の試合に移ります。

9試合が終わった時点で同点なら、1分間の延長戦を行い、先に1点の点数を獲得した方が勝ちとなります。

 

フェンシングまとめ

今回は、フェンシングのエペとは一体何なのか?ルールや点数の入り方はどうなっているのか?という点についてまとめて解説しましたがいかがだったでしょうか??

あまり馴染みのないスポーツだと思いますが、ルールを知ることで試合を見るのが一気に楽しくなると思います♡

この後のフェンシングの試合が楽しみですねー!!!