2020年7月(1年延期となり2021年7月)東京オリンピック、陸上男子100メートル日本代表の多田修平さん。
2021年7月現在25歳の多田修平さんですが、「高校時代はどんな記録を持っていたのだろう」「高校・大学はどこで、どんな練習をしてきたのだろう」とても気になりますよね。
今回は、多田修平さんの「高校時代はどんな記録を持っていたのか」また「高校・大学はどこで、どんな練習をしてきたのか」についてお話していきます。
多田修平の高校時代や大学の学歴まとめ!入学や卒業時期も
日本選手権優勝、そして東京五輪日本代表に内定しました!皆様の日頃の応援やサポート本当に感謝しております。本当にありがとうございました。次はオリンピックに向け、今回の走りを見直し更に進化した走りが出来るよう頑張ります!引き続き応援の程よろしくお願い致します。
※写真お借りしました。 pic.twitter.com/ZSTXkd1shV
— 多田 修平(Shuhei Tada) (@shu_hei_0624) June 25, 2021
多田修平さんの「高校・大学はどこだったのか」また「学生時代の成績」や「入学・卒業時期」も詳しく見ていきましょう。
2012年4月:高校入学
中学卒業後、2012年4月「大阪桐蔭高等学校」へ入学。
高校3年生の時に全国高等学校総合体育大会(通称インターハイ)に出場していますが、100メートル決勝の結果は「10秒78で6位」と大きな結果を残すことができませんでした。
しかし、「大阪桐蔭高等学校」で学んだ「あること」が、後に生かされていきます!!
2015年4月:大学入学
2015年3月「大阪桐蔭高等学校」を卒業し、2015年4月「関西学院大学法学部」へ入学。
2017年、大学3年生の時に「日本学生陸上競技個人選手権大会」の100メートル準決勝で、日本選手初の9秒台「9秒94」を出しました!!
また、2018年、「関西学生陸上競技対校選手権大会」の100メートルでは、55年ぶりとなる大会4連覇を達成しています。
2019年4月:社会人へ
2019年3月「関西学院大学法学部」を卒業し2019年4月「住友電気工業株式会社」に入社。
入社式の映像(インタビュー)を見ると、まだ初々しさがありますが、陸上への思いが感じられ、とても爽やかな印象です。
多田修平さんは大学まで大阪の実家暮らしでしたが、社会人になってからは、東京で「ひとり暮らし」をされています。
多田修平の学生時代の記録や練習内容は?
そういえば誕生日でした!
沢山のメッセージありがとうございました😊 https://t.co/l6oOS1MucB— 多田 修平(Shuhei Tada) (@shu_hei_0624) June 24, 2021
多田修平さんは、小学生の時から走るのが大好きで、中学校でも陸上部に入部しています。しかし、中学・高校と結果を出すことができませんでした。
そんな多田修平さんですが、大学で素晴らしい結果を残しています!!
結果を出す為に、「多田修平さんはどんな練習をしてきたのか」中学時代からさかのぼり、お話していきます!!
怠けていた中学時代
練習前にいつもやってるドリル💪 https://t.co/D8oCzpZii8
— 多田 修平(Shuhei Tada) (@shu_hei_0624) July 13, 2021
多田修平さんは中学時代「陸上部」に入部し、毎日朝練や筋トレをし、真剣に陸上に打ち込んでいました。
中学3年生の時、「中学校総合体育大会」で100メートル走に出場するも「大阪府5位」。大きな結果を残すことができず、全国の舞台に立つことはありませんでした。
のちに、多田修平さんはその頃のことをこのように語っています。
中学生の頃は、目的も目標もなく、毎日、言葉は悪いですがタラタラ、ただ練習をやっていただけの選手でした
出典:日経ビジネスより
目標を持たず、結果を残すことができなかった中学時代。その後多田修平さんはどのように変わっていくのでしょうか!!
練習に打ち込んだ高校時代
タイトル名
ガリガリ陸上選手。 pic.twitter.com/e38XBkNpsP— 多田 修平(Shuhei Tada) (@shu_hei_0624) May 31, 2021
中学卒業後、多田修平さんは「大阪桐蔭高等学校」に入学します。多田修平さんは後にこのように振り返っています。
陸上に対して本気になったのはこの頃です
出典:アスリートの原点より
中学時代、目標を持たず、ただ練習だけをしていた多田修平さん。高校に入り「あること」を始めます。それは「日誌をつけて毎日、目標を書く」ことです。
毎日目標を書くことで、
・小さな目標であっても打ち込むことができる。達成できたら次の目標とどんどん繋がっていく。
・目標を達成する為にどうすれば良いかを考えることができる。
・小さい目標から大きい目標を書くことで一つ一つを励みにして、練習に取り組むことができる。などなど。
この日誌をつけたことで多田修平さんは
日誌をつけたことは、高校3年生の時にインターハイに出場できたこと、また、記録が大きく伸びた大きな要因だと思います
出典:日経ビジネスより
と語っています。
私も最近、日誌(今日やること)を書くようにしていますが、「毎日、目標を立てて実行していく」ことでこんなに成果が出るのか!!と感じました。
私は小さな目標しか立てていませんでしたが、多田修平さんのように「これからどうなるか、今月、今年、来年どうなりたいか」を明確にすることで、より目標に近づけるのだと思います。
私も多田修平さんの「日誌つけて毎日、目標を書く」ことを見習っていきます!!
>>【関連】多田修平のモテモテイケメンエピソードにファン感動!
努力が開花した大学時代
関西実業団10秒19(+0.0)で優勝できました!!
次の長居ではもっといい走りを💪
大変な時期に開催して頂きありがとうございました! pic.twitter.com/iKN9IvAsb1— 多田 修平(Shuhei Tada) (@shu_hei_0624) May 16, 2021
高校時代に大きな変化があった多田修平さん。しかし、高校3年生の時、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場するも100メートル決勝「10秒78で6位」。
中々結果が出ない多田修平さんですが、2015年4月「関西学院大学法学部」に入学し、才能が開花していきます!!
大学に入り多田修平さんは、大阪陸上競技協会主催の「OSAKA夢プログラム」に参加します。
プログラムに参加した多田修平さんは約1ヶ月間、アメリカやオーストラリアなど海外での強化合宿に参加し、スタートの姿勢や筋肉改造に取り組みました。
プログラム参加中、100メートルの元世界記録保持者「アサファ・パウエルさん」の兄である「ドノバン・パウエルさん」の指導を受ける機会があり、20歳も歳の離れたドノバンさんと一緒に走るのですが、何度走っても全く歯が立たなかったそうです。(出典:アスリートの原点)
この経験で「世界トップレベルの速さ」を実感し、世界と戦う覚悟が生まれました。
プログラムの成果もあり、2017年大学3年生の時に「日本学生陸上競技個人選手権大会」の100メートル準決勝で、日本選手初の9秒台「9秒94」を出すこととなりました!!
多田修平が高校から大学へ進学した理由は?
まだ無駄な動きはありますが。 pic.twitter.com/POApRPDzAz
— 多田 修平(Shuhei Tada) (@shu_hei_0624) May 12, 2021
多田修平さんが「大阪桐蔭高等学校」から「関西学院大学法学部」に進学した理由はなんなのでしょうか?多田修平さんは大学に進学することに対してこのように語っています。
大学は社会に出る準備期間と位置付け、そのために自立心を担う場として考えて入学しました。
また、「関西学院大学法学部」の学生主体で、自分たちで練習メニューを考えながら大会に臨むやり方が自分に合っていました出典:神戸新聞社より
「学業との両立」も目標にしていた多田修平さん。授業に集中し、試験の時は図書室などで5.6時間勉強するなど、学業にも力を入れていました。また、政治学のゼミで何度か発表する機会があり、そこで「人前で堂々と喋れる力」を身につけ、今の「堂々とした多田修平さん」があります。
【#日本選手権✨明日開幕】
🙋♂️前日会見🙋♂️
男子100m#多田修平 選手(住友電工)応援よろしくお願いします✨✨
📣大募集‼️応援メッセージ📣
あなたの言葉で選手の背中を押そう💨💨💨https://t.co/uwUYvRSDZc#誇りをまとうために#東京への最終章#U20日本選手権#JAAF #陸上 pic.twitter.com/dURKNwVWHy— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) June 23, 2021
大学に入学することで、陸上のスキルをあげるとともに、学業にも力を入れていた多田修平さん。もちろん大変な日々だったと思いますが、この大学4年間で多田修平さんが、選手としても社会人としても大きく変わったことがわかります。
多田修平の高校〜大学時代を支えたのは実家の両親!
応援ありがとうございました。
結果は2番と悔やまれますが、少し自身がついたレースになりました。
まだまだ上げていきます!
高いレベルの試合、そして試合を開催してくださりありがとうございました!
※写真はEkiden Newsさんより pic.twitter.com/QU45Dn9sDY— 多田 修平(Shuhei Tada) (@shu_hei_0624) May 9, 2021
多田修平さんは、実家から「関西学院大学法学部」に通っていました。そこで支えてくれたのは「実家のご両親」でした。
練習の為の環境を考え、実家から通うことにしていた多田修平さんですが、多田修平さんと両親とのとても微笑ましいエピソードがあります。
2017年、大学3年生の時に「日本学生陸上競技個人選手権大会」に出場した多田修平さん。普段愛用しているリュックには「オレンジ色のお守り」がぶら下がっていて「足腰御守」と書かれています。
このお守りは「足腰の守護神」として知られる護王神社のお守りで、毎年、多田修平さんの父・秀明さんと母・陽子さんが多田修平さんの為に毎年買ってきてくれるそうです。(出典:朝日新聞より)
そのお守りを、毎回大切に持ち歩いてると考えると、とても微笑ましいですよね。
社会人になり、今では東京で一人暮らしをしている多田修平さん。改めて両親のありがたみを実感しているのではないでしょうか!?
今後も、多田修平さんの活躍に目が離せません!!

