東京オリンピック2020の特製メダル
裏表がどっちなのか非常に分かりづらい!
という声が多いようです
最初に見た時どっちが表で裏なのか私も分かりませんでした
なので今回は、オリンピックメダルの裏表や素材、デザインの意味について調査しました!
メダルのデザインの背景なども分かると更にオリンピックを見るのが楽しくなるので、参考にしてくださいね♪
東京オリンピックのメダル裏表はどっち?
東京オリンピックのメダルの表は、競技場に立つ勝利の女神ニケ像
裏は、渦の形状をしたデザイン
となります。
画像を使いながら詳細を解説していきます!
メダルの表
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表面は国際オリンピック委員会(IOC)の規定した、女神ニケ像です
これは東京オリンピックだけでなく、歴代のオリンピックも同様
開催国の名前など配置は若干違いますが女神ニケ像のデザインに関しては基本的に今までと変化はありません
ですが現在より100年前までは、ゼウス神やローマの戦士などを起用していており、時代によって変化はあります
そもそも女神ニケ像とは、古代ギリシャで競技に勝利をもたらす女神として扱われていました。
なのでオリンピックの場にピッタリという事なんですね!
メダルの裏
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裏面は渦状の煌びやかなデザイン
メダルの裏面に関しては、開催都市がデザインを決められると規定されているため、開催するごとにデザインが変わります!
国の特色が出る&その年にしかないデザインの為、テレビなどでもあえて裏面を映す事などがあるとのこと
そういった背景もあるので、裏表がどっちか分からなくなることが多いようです!
開催国としては自分たちがデザインした裏面を主張したいですもんね!
ちなみにデザインは「入賞メダルデザインコンペティション」で421人エントリーされた中から、川西純市さんというデザイナーの方が採用されています。
東京オリンピックのメダルの素材は?
メダルの素材ですが、イメージは1位は純金・2位は銀・3位は銅とメダルの種類に合わせて原材料が決められていると思いがちですが正確には違います。
これはIOCでも明確な規定が定められています。
原材料 金:純銀に6g以上の金メッキ
銀:純銀
銅:丹銅(銅95:亜鉛5)
引用元:https://olympics.com/tokyo-2020/ja/games/olympics-medals-design/
上記は素材だけの話ですが、サイズや重さに関しても規定が決まってます。
金メダルは純金のイメージですが、実は純銀を使用しているとのこと。
表面のメッキ部分のみ純金を使っているようですね!
また今回の東京オリンピックは今までと違い、再生品から材料を全て取って作ってるとのこと
使用済みの携帯電話や家電から金属を取り出しているようですが、量がとんでもないです
・家電製品78,985トン
・携帯電話621万台
から集めてます!
収集期間は約3年との事で、かなり前からオリンピックの準備を始めていたのがわかりますね!
過去のオリンピックにも再生品を使ったメダル作成はやっていましたが、歴代で1番の再生品の量みたいですよ!
約5,000個の全メダルの原材料をカバーできたとの事。
SDGsなど、環境に関する取り組みの背景から今回はこのような形になったのかと思います
メダルのサイズや重さなど規定に関しては下記の記事にまとめてますので参考にしてくださいね♪

東京オリンピックのメダルのデザインの意味は?
オリンピックのメダルは、様々な想いのもと作られてます
アスリート達の日々の努力=原石を磨く
というイメージから、輝きや光の反射具合などを表したデザインを取り入れています
また様々な角度から見ると光の見え方が分かってくるようにデザインされており、これは人々の多様性を表現されてるとのこと
またデザインの面だけでもなく、メダルができるまでの過程に『みんなで作るメダル』という思いも張り巡らされてます
再生品を使うための、不用品の回収や一般デザイナーからデザインコンペを募るなどはまさにこの想いから来てるんですね!
メダルが完成するまでの過程やデザインなど含めないと、本当の東京オリンピックメダルの意味は分からないという事です!
なんとなくメダルは綺麗だなと思っていましたが、しっかりと意味を把握するだけでも見方が変わってきますね♪
また今回の東京オリンピックでは、メダルを入れるケースを自作した選手もいたようで、かなり話題となっていました!
詳細は下記記事でまとめてます♪

東京オリンピックのメダルの裏表まとめ
今回は東京オリンピックのメダルの裏表の違いについて解説していきました
・メダルの表 女神ニケ像
・メダルの裏 渦状のデザイン
・裏は開催国が専用でデザインする
・金メダルの材料は主に純銀
・東京オリンピックのメダル原料は全て再生品
以上、最後まで閲覧ありがとうございます!