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オリンピック水泳(競泳)のプールの深さや水温は?規格の理由も調査!

オリンピック水泳(競泳)のプールの深さや水温は?規格の理由も調査!

オリンピックの水泳(競泳)を見ていてふと、プール深くない?と思ったのですが、みなさんは実際のプールの深さを知っていますか?なぜ深くする必要があるのか?

そして深さが気になると水温も気になる・・深さや水温に理由はあるのかな?

今回はオリンピックの水泳(競泳)のプールの深さや水温の理由や規格について調べてみました!

競泳用プールが深いって知ってました?

プールと言えば、学校やスイミングスクールのプールを思い浮かべますよね。

てっきりオリンピックなどの世界大会でも同じようなプールが使われていると思っていました。距離だけが長いだけなんだろうと。

でも実際は学校などのプールとは大きな違いがあります。

それが深さ。競泳の中継などで水中からの映像を見るとわかるのですが、とっても深いんですよね!

平泳ぎや自由形などは飛び込みのスタートなのでそこまで気にならなかったのですが、背泳ぎは一度プールの中に入ってからスタートするので、そこでプールが深いことに気がつきました(笑)

ではなぜ、オリンピックなどの世界大会で使われるプールは深いのでしょうか?

競泳用プールの深さはどれくらい?

競泳で使われているプールは「オリンピックサイズプール」と呼ばれており、近代オリンピックでも使用されています。

オリンピックサイズプールの規格は

長さは50m、幅が25m。

深さは最低2.0m必要で、推奨は3.0mとされています。

ちなみに、東京オリンピック・パラリンピックの会場である「東京アクアティクスセンター」のプールの深さは最大3mになっています。

深さが”最大3m”と書いたのには訳があって、実は東京アクアティクスセンターのプールの床は可動式。なので、深さを自由に変更できるようになっているんです。

オリンピックなどの世界大会があるときは深さを最大に、一般向けに使用するときは深さを浅めに設定するなどして使い分けられるようになっています。

エコですね!!

さらに、東京アクアティクスセンターは床だけでなく壁も可動式なので、距離の変更も可能です。

東京オリンピック開催後も使用し続けられるように作られているんですね。

日本水泳連盟のプール公認規則では、水深は以下の通り。

日本国内一般規則:1.35m以上
国際・全国大会基準:2.00m以上が望ましい。

ちなみに、飛び込み用のプールの深さは5mだそうです。まぁあの高さから飛び込むんですからそれくらいないとダメですよね^^;

なぜ競泳用プールは深いの?理由は?

それではなぜ、競泳用のプールは深いのでしょうか?

それは泳ぐ時に生まれる「波」が影響しているようです。

プールの水深が浅いと波が立ちやすく、深すぎてもプール内部の水の流れが変化します。

3mくらいの深さだと波が立ちにくく、波が消えやすくなっており、水面が安定して泳ぎやすくなり、記録が出やすいのです。

確かに、川などでも深さがある場所は流れがゆったりしている気がしますね。

深いとおぼれたとき大変じゃない?とか思ってしまいますけど・・・競泳選手は溺れたりしないでしょうけど、もしものことを考えてしまうネガティブ思想・・・(笑)

競泳用プールの水温はどれくらい?

続いて競泳用のプールの水温についてです。

一般的なスイミングスクールなどのプールの水温は大体28~30℃くらいと言われていますが、オリンピックなどの世界大会の水温の規格はどれくらいなのでしょうか?

水温は、国際ルールで水25~28℃と決められています。

スイミングスクールなどと比べると一番低い25℃だと3℃以上も違うのでかなり冷たい印象ですね。

選手の泳ぎやすさを考慮してこの水温に設定されているそうなので、冷たい方が泳ぎやすいのかもしれませんね。

この水温差を考えると、普段から練習するプールの水温も国際規格に合わせておいた方が当日実力を発揮しやすいでしょうから、そうしているかもしれません。

ちなみに海外の選手は水温が高い方が苦手と言われています。

オリンピックサイズプールの規格まとめ

ここではオリンピックサイズプールの規格をまとめておきます。

長さ 50m
25m
深さ 端から1mと6mの間は最低1.35m
その他は最低1.0m
オリンピックや世界選手権用のプールは
最低2.0m。推奨は3.0m。
水温 25~28℃
貯水量 2,500,000L以上

プールの構造は年々進化しているそうで、以前は波が集まる端のコースは不利だと言われていました。

しかし、

  • コースロープが進化して隣のコースに波が行かなくなった
  • プールの幅を広げて、両端のコースを使わない
  • プールの両端で水がこぼれる構造にした

などの工夫によって、波の反射が防げるようになり、コースの有利不利がなくなったのです。

選手が平等に勝負出来るように、試行錯誤を重ねてきたんですね。

まとめ

今回は、オリンピックなどの世界大会で使用されているプールの深さやその理由、水温、規格を調べてみました。

プールの深さは国際規格では最低2.0mとされていますが、オリンピックなどでは3.0mの深さが採用されていると思って間違いないでしょう。

なぜ深いのか、その理由は、深さがあると波が立ちにくく水面が安定するので、記録が出やすいから。

水温は選手が泳ぎやすいように25~28℃に設定されています。

プールというと学校のプールをイメージしますが、深さはその倍以上あり、記録のために深さが設定されているとは思いませんでした。

裏を返せば学校のプールくらいの深さで記録を出せるようになれば、オリンピックサイズのプールでは無敵、ということではないでしょうか?(笑)