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サーフィンの前田マヒナ選手はハーフじゃない?日本語はしゃべれるの?

サーフィンの前田マヒナ選手はハーフじゃない?日本語はしゃべれるの?

東京2020オリンピックで新競技として登場したサーフィン。
どのような内容なのか調べている中に、その競技に参加される選手に「前田マヒナ」選手という変わった名前の方がいました。
日本人代表選手にしては変わった名前だなと思い、マヒナ選手について調べてみました。

前田マヒナ選手はハーフじゃない

名前が漢字ではなく、カタカナだったので、まずハーフじゃないのかな?と疑いました。

最近ではハーフの選手がとても活躍されているのでもしかして…と調べてみましたが、前田マヒナ選手はハーフではなく、両親とも日本人でした。

前田マヒナ選手の名前があまり日本では聞かないような名前なのは、ハワイ出身だったからでした。

そういえば同じサーフィンの選手である五十嵐カノア選手もバリバリの日本人でしたね。
どちらも世にいう「キラキラネーム」としてつけられたものではないようです。

海外でずっと生活をするつもりなら、現地の人に理解しやすい名前にした方が覚えてもらえ易いので、自然なことなのかもしれませんね。

前田マヒナ選手の家族構成は?

前田マヒナ選手の父親のやすおさんは、出身が四国で大阪育ちだそうです。
一方、母親のひとみさんは東京出身です。

東京と大坂育ちだと、どこで出会ったのだろうと思いましたが、お二人は日本ではなく、ハワイで出会ったようです。

前田マヒナ選手のご両親は、お二人ともアメリカの永住権であるグリーンカードも取得していて、仕事のために移住した先で出会ったそうです。

また、前田マヒナ選手には年が二つ離れたお姉さんがいます。
お姉さんの名前はカエナさんと言い、ハワイの大学でフィジカルセラピストを目指しているようです。

お姉さんの名前もマヒナさん同様ハワイの名前のようですね。
調べてみたら「カエナ」という言葉は、ハワイ語で「熱」を意味する言葉のようです。
情熱ほとばしる人生を願われてのことなのでしょうか?

前田マヒナ選手の名前の由来は?

お姉さんのカエナさんは「熱」を意味する言葉でした。
ではマヒナさんにの名前にはどんな意味が込められているのでしょうか?

「マヒナ」はハワイ語で「」を意味していました。

太陽に照らされて明るく光る月になるようにという願いが込められているそうです。
とても素敵な意味が込められていたのですね。

ちなみに、「マヒナ」という名前はミドルネームだそうで、日本名もちゃんとあるようです。

日本名は「穂乃香」さんと言うようですが、こちらも素敵な名前ですね。

前田マヒナ選手は日本語をしゃべれるの?

前田マヒナ選手はご両親が日本人ですが、出身がハワイで、ずっとハワイで暮らしていました。
生活には英語を使用していると思いますが、家族間では日本語を使用していたのでしょうか。

ネイティブは英語だけれど、日本語も少し話せる

前田マヒナさんは普段の会話はやはり「英語」が主なようです。

ご両親もずっとハワイで暮らしていこうと決めていたのでしょう。家でもたまに日本語で会話をする程度だったようです。

確かにずっとハワイで暮らすつもりならば名前も現地の名前を使うなら、言語も現地の言語を使いこなせた方が生活しやすいですもんね。

しかしマヒナさんは自分のルーツを意識してか、高校で「日本語」を専攻されていたようです。

日本語の習熟度ですが、ペラペラではないにしても、日本語のコミュニケーションをするのに困らないレベルのようです。

前田マヒナさんのプロフィール

名前:前田マヒナ(穂乃香)

生年月日:1998年2月15日

出身地:ハワイ・オアフ島

身長:162cm

体重:58kg

前田マヒナ選手は4歳からサーフィンを始めました。

出身地がオアフ島のノースショアのサンセットビーチで、海にもとても近くサーフィンにも親しみがあったのでしょうね(そもそも島だから海には近いですが)

サーフィンの2大組織のISAとWSL両方でジュニアで優勝経験がありましたが、一時期スランプに陥ってしまったこともあったそうです。

しかし、自分の参加していないサーフィンのコンテストを見ていて「心」ではなく「体」がサーフィンに戻りたがっていると認識したそうです。

4歳からずっと続けていたものを全くしなくなると、頭ではやりたくないと思っていても、習慣化している「体」の方が違和感を感じてしまって、体を動かしたい!という感覚になってしまうのでしょうか。

その間に心の整理もついたようで、自分の目標をしっかり持って復活出来たようで良かったですね。

前田マヒナ選手が日本代表としてオリンピックに参加した理由

前田マヒナさんは、日本代表としてオリンピックに参加するため、2018年に国籍を日本に変更されました。

その理由に、自分がずっとなりたいと思っていた人間になるためのルートは、日本国旗の下でサーフィンをすることだったからだと言っています。

日本を代表することは、自分にとって何よりも感情的でスピリチュアルな選択だったと発言していたことから考えて、簡単に決定したことではないことが分かります。

マヒナ選手は、自分のホームはノースショアで、これからもずっと変わらない一方で、自分のルーツは日本でもある事を受け止めていて、どちらの国も大切にしていることが分かりました。

サーフィンの前田マヒナ選手はハーフじゃない?日本語はしゃべれるの?のまとめ

前田マヒナ選手はハーフではなく、日本人の両親の間に生まれたハワイ出身の日本人でした。

ハワイに住んでいたため、現地語の英語を主に話しますが、自分のルーツである日本も意識をしていて、日本語も不自由なく話せるように努力をされていることが分かりました。

現在は日本国籍を取得していますが、長い間過ごしたハワイの心と日本人の心のどちらも大切にしていました。

自分の過ごした国と、両親のルーツを誇りに思っている姿は大坂なおみ選手に似ていますね。

これからも日本代表として頑張っていって欲しいです。