東京オリンピック2020開会式のピクトグラムのパフォーマンス、盛り上がりましたね。
一切顔出しせず、中の人は誰?と話題になりましたが、開会式終了後、がーまるちょばのHIRO-PONと弟子のGABEZ(ガベジ)2人の合わせて3人でパフォーマンスしていたことが判明しました。
「がーまるちょば」と聞いても「え、誰?」と知らない方もいるでしょうし、「がーまるちょば」を知っている人なら、「ヒロポン1人?ケッチは開会式に出演してないの?解散したの?」と疑問に思う方もいると思います。
そこで、がーまるちょばとは1人なのか、何者なのか?と解散理由やケッチの現在もご紹介しますので、是非最後までご覧ください。
開会式で一緒にピクトグラムを演じたGABEZ(ガベジ)については、こちらでまとめています。

がーまるちょばとは何者?1人?
#白の日 pic.twitter.com/QQbjcyx8ae
— ケッチ/ Ketch (Japanese physical comedian/mime clown) (@Ketch2019) April 6, 2018
東京オリンピック2020開会式のピクトグラムの中の人の1人(青色)は「が~まるちょば」の「ヒロポン(HIRO-PON))」!(黄色いモヒカンの方)
がーまるちょばは、1999年に「ヒロポン」と「ケッチ!」がデュオを組んで結成されたのですが、2019年3月末にケッチさんが脱退し、以降はヒロポン1人で「がーまるちょば」として活動しています。
がーまるちょばは、パントマイム・サイレントコメディーの第一人者として有名なので、名前は知らなくても、パフォーマンスを見ると、「あ、知ってる!」と思う方も多いと思います。
舞台公演をメインに活動されていますが、テレビ番組にも多数ゲスト出演されているので、意識していなくても、1度見ると、言葉がなくてもこんなに人を笑わせられるんだ!と印象が残るんですよね。
言葉を一言も発さずに身振り手振りだけで、皆を笑わせるそのセンスと技術は素晴らしく、世界でも高く評価されていました。これまでに、数多くの国のフェスティバルに招待され、多くの賞を受賞しています。2004年には世界最大の芸術祭「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」でも受賞されています。
Yehhh!😄
“@Emmzakiko: @GAMARJOBAT_K and @GAMARJOBAT_H win on BBC’s The Slammer for a second time! 勝っちゃったー!! *\(^o^)/* pic.twitter.com/bjBu1X3Uuj”— GAMARJOBAT HIRO-PON (@GAMARJOBAT_H) October 11, 2013
がーまるちょばは2人とも、本名も生年月日も非公開なので、年齢など詳しい事は分かっていませんが、ヒロポンは埼玉県出身で、ケッチ!は東京都出身です。
ヒロポンさんは、ロックとバイクと革ジャンををこよなく愛しているそうです。パントマイムの印象とはなんだか違う硬派なイメージですね。
20代の頃にパントマイムを天職と決めたそうで、本当にずっとパントマイム一本で活動し、世界中で活躍をしているのですから、凄いですよね。
がーまるちょばさんのパントマイム・サイレントコメディーは、世界規模だし、言葉を必要とせず、世界中の人がすぐに理解できるので、オリンピックの開会式にはピッタリだったのだろうと思います。
オリンピック開会式のピクトグラム詳細はこちらの記事にまとめてあります。

がーまるちょば解散理由は?
がーまるちょばは黄色いモヒカン・ヒロポンと、赤いモヒカン・ケッチ!の2人で成功していたのに、なぜ解散したのか気になる所だと思います。
解散の理由は、ケッチ!さんがパントマイム以外にやりたいことがいくつかあり、ヨーロッパに移住することを決めたからだそうです。
ヒロポンさんによると、ヒロポンさんはもの凄く慎重なタイプだけど、ケッチ!さんはズンズン自分の道を切り開いていくタイプのようです。
がーまるちょばは結成から20年も経っていたので、飽きてしまったり、もっと違うコトにもチャレンジしたい!という気持ちが強かったのかもしれませんね。
解散しちゃって、ヒロポンさん1人なのに「がーまるちょば」の「ヒロポン」って、なんだか違和感もありますが・・・
「がーまるちょば」として世界的に有名なので変えることもできないし、かといってヒロポンさんの中では「がーまるちょば」は個人の名前にはならないのかも知れないですね。
ケッチさん以外の誰かが参加する可能性もゼロではないですね。
がーまるちょばケッチの現在は?
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がーまるちょばのヒロポンさんが、東京オリンピックの開会式で華々しく活躍されていると、元相方ケッチさんはどうしているのだろう?と気になるところですよね。
ケッチさんはがーまるちょばを離れた後、イタリアを中心に欧州各国でパントマイムを主軸に活動をしていたそうです。ですが、2020年3月、オーストラリア滞在中にコロナのロックダウンに遭遇し、道半ばで帰国しています。
2020年4月から奥さんの実家がある長崎県雲仙市に住むようになり、暫くはパントマイムから離れて農業を手伝っていたそうです。
ですが、コロナ禍でパフォーマーのあり方が変わるのを感じ、今と未来のためにできる事として長崎でワークショップを開き、若者の育成も手がけています。なんと「雲仙ふるさと大使」も努めているそうです。
2021年11月には、兵庫県立芸術文化センターで初のソロ舞台も予定されています。
ケッチ!さんも着実にご自身の道を進まれていますね。
「がーまるちょば」まとめ
東京オリンピック2020開会式のピクトグラムのパフォーマー、「がーまるちょば」についてお伝えしました。
当初は2人組でしたが、ヒロポン1人となっているので、解散理由や、脱退したケッチさんの現在についても合わせてご紹介しました。
がーまるちょばのヒロポンさんは、開会式の出演でこれから益々世界中で人気が高まりそうですね。ケッチさんも、まだまだ活動の幅を広げられていくことでしょう。
お2人の今後の活躍が楽しみですね。