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ブルーインパルス色付きの煙の仕組みは?廃止理由や値段も調査!

ブルーインパルス色付きの煙の仕組みは?廃止理由や値段も調査!

東京オリンピック・パラリンピック2020の開会式に、ブルーインパルスが都内上空を飛行しますね。しかも五輪マークを色付きの煙(カラースモーク)【青・黄・黒・緑・赤】で描いてくれるそうで、大変話題になっています。

このブルーインパルスの色付きの煙はどうやってできているのか、仕組みや成分、値段はご存知ですか?

ブルーインパルスは、過去には色付きの煙を出していたのですが、最近は白い煙(スモーク)ばかりですよね。なぜなのか、廃止理由も調査してみました。

「ブルーインパルス色付きの煙の仕組みは?廃止理由や値段も調査!」と題してご紹介しますので、是非最後までご覧ください。

ブルーインパルス色付きの煙の仕組みは?

ブルーインパルスからでる色付きの煙はどうやって作っているのでしょうか?調べてみると次のような仕組みだと分かりました。

  • スピンドオイルという油(切削油)を、エンジンの熱で煙にしている。
  • 色付きの煙にするために、スピンドルオイルに着色料・染料を混ぜる。

油を高温で熱し続けると、白い煙が出ますよね。ブルーインパルスのスモークも同じ原理で、油が熱で気体化し空気に冷やされて凝結し、白い煙のように見えています。この油に色を付けておけば、煙にも色が付くんですね。

ブルーインパルスの翼の後方にジェットエンジンの排気口があり、右側の排気口の出口付近にスピンドオイルを出す噴出ノズルが付いています。スピンドオイルを出すタイミングは、パイロットがスイッチ操作できるようになっていて、そのオイルを出している間だけ、白い煙・色付きの煙がでるという仕組みですね。

この発煙の仕組みはブルーインパルスだけの独自装備だそうですよ。

ブルーインパルス色付きの煙の廃止理由は?

近年のブルーインパルスは白い煙ばかりですが、過去には色付きの煙(カラースモーク)も出していました。

1964年の東京オリンピックの開会式でも五輪マークを披露していますし、他の機会でも色付きの煙で人々を楽しませてくれていました。ですが、1999年以降、色付きの煙(カラースモーク)は使用を禁止されています。

色付きの煙(カラースモーク)廃止理由は、いくつかあります。

  • スピンドルオイルに染料を混ぜる撹拌(かくはん)作業に手間がかかる。
  • カラースモークで飛行後に、染料付きのスピンドルオイルを抜き取るのが大変。
  • 染料がブルーインパルスの本体に付着した場合の、清掃が大変。
  • 染料の購入費用がかかる。
  • 周辺住民の洗濯物や車に色が付いてしまった。

手間や費用がかかるだけでなく、車や洗濯物に色が付いてしまうのは、苦情にもなりますし、環境にも良くないので、続けるわけにはいかないですよね。

日本だけでなく世界的にも、同時期に同じような理由で色付き煙(カラースモーク)は廃止されていったそうです。

ですが、近年、撹拌(かくはん)作業が簡単で、地上の物への影響を抑えた染料が開発され、フランスなどでも、色付き煙(カラースモーク)が使用されはめたんです。

日本でも東京オリンピックの開会式に向けて、ブルーインパルスで色付き煙で五輪マークを披露しようと、日本の機体に合わせて防衛省が染料を改良し、今回の東京オリンピック2020でも使用できるようになったそうですよ。

ブルーインパルス色付き煙の値段は?

色付き煙の廃止理由の1つに、染料の購入費用がかかることが上げられていましたが、一体いくらくらいかかるのでしょうか?

先日テレビニュースで下記のように報道されていました。

21日午後1時前、埼玉県の入間基地から飛び立った6機のブルーインパルスは、東京都心の上空でオリンピックシンボルの五輪を描く訓練を行いました。

21日の訓練では1機あたり2万円ほどの白いスモークを使いましたが、23日の開会式の日の飛行では1機あたり約150万円かかる青、黒、赤、緑、黄色の5色のスモークを使って飛行するということです。

※引用:テレ朝news(https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000223274.html)

  • 通常の白い煙のスモーク:1機あたり2万円
  • 7月23日のオリンピック開会式のカラースモーク:1機あたり約150万円

白い煙より大幅に値段が高くて驚きました!

地上物への影響が少なくなっても、こんなにも白い煙と色付き煙で費用が異なると、今後も余程のことがない限りカラースモークが披露されることはなさそうですね。

貴重な機会となるブルーインパルスの色付き五輪マークを見逃さないようにしましょう!

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まとめ

ブルーインパルスの色付きの煙(カラースモーク)はどうやってできているのか?仕組みや値段、過去の廃止理由をご紹介しました。

ブルーインパルスの煙が油だったとは思っていなかったので、この仕組みを初めて知ったときには驚きました。そして、洗濯物や車に色が付いていたという廃止理由や、白い煙と色付き煙の値段の違いにもビックリしました。

貴重な機会となる、オリンピック・パラリンピック開会式での色付き煙による五輪マークをしっかりと目に焼き付けておきたいと思います。