今秋開催のドラフト会議で大注目の高知高校 森木大智投手のフォームは、バランスが安定していてしなやかなフォームだといわれています。
森木投手は、大谷翔平選手を目標として、フォームを参考にしていたといいます。
そこで、高知高校 森木大智投手のフォームは、大谷翔平選手のどんなところを参考にしたのかを調べてみました。
また、安定したバランス感覚は、どのようなトレーニングで鍛えているのかも気になったので調べました。
高知高校 森木大智投手がフォームの参考にしたのは大谷翔平選手!
2021年10月11日(月)開催予定のドラフト会議で、複数球団が1位指名するのではないかと、現時点で予想されている高知高校の森木大智投手。
森木投手は高知中学3年生だった2019年1月に、日本テレビ「Going! Sports&News」で、元プロ野球選手の赤星憲広さんにインタビューを受けていました。
そのなかで、「参考にしている選手は?」と聞かれた森木投手は、「大谷翔平選手」と答えていました。
大谷翔平選手のどういったところを参考にしていたのでしょうか?
森木投手がいうには、
投げるときに右膝が内折れしにくい
といい、どうやら、左足が地面に着くまで右膝が内側に折れていないということです。
右膝を左足が地面に着く直前までうしろに残すことで、ボールにうまく体重を乗せて力を伝えられるといいます。
つづけて、
右足に(体重を)乗せて(右膝を)なるべく残して残して投げることを意識すると、球速が上がって投球フォームも安定しました
といいます。
番組では、大谷選手のフォームをスローで流しながら説明。
大谷選手が北海道日本ハムファイターズでプレーしていたときの映像でした。
野球経験のない私にとっては、何がどうなっているのか、見ただけでは分かりません。
動画をスローで見ながら解説をされれば「あぁ、なんとなく分かるかな」というかんじでした。
森木投手は、大谷選手の映像を何度も何度も見て研究したのかなぁなんて思いました。
つづいて、森木投手は将来の球速目標を聞かれ、
3年後(高校3年)160km/h、
5年後(20歳)163km/h、
10年後(25歳)165km/h
と答えています。
インタビュー当時(15歳)から約3年後の高校3年生(18歳)のときの目標160km/hは、大谷選手が花巻東高校3年生(18歳)のときにマークした球速です。
約10年後の25歳のときの目標165km/hは、大谷選手が25歳のときにマークした球速です。
大谷選手にあこがれ、目標としていることがひしひしと伝わってきますね。
大谷選手を目標としながらも、
最大の目標は、世界一の選手になること
といっていましたよ!
現在の大谷選手は、世界一の選手といえます。
森木投手も目標の世界一の選手になってほしいと思います。
2021年5月1日の春季四国地区大会の決勝では、球団スカウトたちの前で、打って走って投げての走攻守で大活躍を見せました。
【 # #高校野球 】高知・森木大智、まるで #大谷翔平 !最速154キロ、打っても3ラン、走って2盗塁…宿敵・明徳義塾破り四国制覇 https://t.co/4cP7jr8bfd #野球 #baseball
— スポーツ報知 (@SportsHochi) May 1, 2021
そして、7月3日に行われた大阪桐蔭高校との練習試合には、12球団49人のNPB(日本野球機構)スカウトが集結したということです。
試合は3-4で負けてしまいましたが、フォークやスライダーなども加えながら、しっかりアピールできたようです。
12球団49人って・・・プロ野球の全球団が見にきていたってことですよね。
相手が大阪桐蔭なので、もちろん、森木投手以外の選手のことも見にきていたはずですが、それにしてもスゴイ注目度の高い試合だったのですね。
この夏、甲子園で投げる森木大智投手を期待したいです。
高知高校 森木大智投手のトレーニング法とは?
大注目されている高知高校の森木大智投手は、中学生のときからレッドコードというトレーニングをつづけているといいます。
レッドコードは、ノルウェーの理学療法士が開発した、もともとはリハビリ用のもので、上から下げられたロープを使って体を動かすというものです。
森木投手をはじめ野球部の部員たちは、輪をつくるように吊り下げられた2本のロープを使って、手でロープを持ち腕立て伏せをしたり、両足でロープの上に立ったり・・・
ゆっくりな動きで、相当なバランス感覚と体幹が必要だと思います。
両手はフリー(ロープを持たない)でロープの上に立って、バランスをとりながらスクワットや開脚や投球動作などをしている姿にはビックリしました。
相当な筋力・体幹が備わっていないと、あの動きはできないと思います。
いろいろな動きをすることで関節の可動域が拡大したということです。
2018年8月「SPORTSウォッチャー」のテレビ取材のなかで、父親が大学の相撲部だったということで、“四肢”や“すり足”で下半身の基礎づくりをしていたということでした。
お父様は中学生のときから野球もされていたということです。
★森木大智投手のプロフィールや家族やライバルについてはこちらに書いています!
高知高校 森木大智投手のプロフィール!スポーツ家族とライバルについても調査!
高知高校 森木大智投手がフォームの参考にした選手とトレーニング法まとめ
高知高校 森木大智投手は、高知中学校3年生のときに受けたテレビ番組のインタビューのなかで、参考にしている選手は大谷翔平選手だと話していました。
森木投手にとって大谷翔平選手は、あこがれであり、目標とする選手ということでした。
安定したバランスや体幹などを鍛えるためのトレーニングとして、中学時代からつづけているのはロープを使ったトレーニング法でした。
とてもじゃないけれど、なかなか真似することはできないようなトレーニングです。
バランス感覚がスゴイのも納得です。
高校3年生の夏、最後に甲子園を目指せる夏です。
どんな結果が待っているのかドキドキです。