2021年の24時間テレビで放送されるスペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」。キンプリの平野くんが先生役を演じることで話題になっていますが、この「生徒が人生をやり直せる学校」は実話なんでしょうか。実話だとするとモデルの学校はどこなのかも気になります。
24時間テレビのスペシャルドラマと言えば、だいたい実話でモデルも存在していることが多いので、今年のドラマも実話なのではないかと思う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「生徒が人生をやり直せる学校」は実話なのか、モデルになった学校はどこなのか調査していきます!
『生徒が人生をやり直せる学校』あらすじ
今年の24時間テレビは「想い」がテーマ。毎年放送されるスペシャルドラマでは、冒頭でも書いた通り、King&princeの平野紫耀くんが主演します。
舞台は”底辺校”と呼ばれる県立槙尾高校。現代の格差社会で生徒達が抱える様々な問題に寄り添い、奮闘する教師たちの姿を描いたドラマになっています。
原作は黒川祥子さんのルポルタージュ「県立!再チャレンジ高校 生徒が人生をやり直せる学校」。「#リモラブ」などの脚本を担当した水橋文美江さんが脚本、「約束のネバーランド」「ツナグ」で監督を務めた平川雄一朗さんが監督を担当します。
生徒が人生をやり直せる学校のロケ地については下記の記事をご覧ください♪

『生徒が人生をやり直せる学校』は実話?
『生徒が人生をやり直せる学校』は上記でお話したとおり、原作があり実話です。
原作は実話を元に書かれた黒川祥子さんの「県立!再チャレンジ高校 生徒が人生をやり直せる学校」という物語。
小学校・中学校で「うまくいかなかった」子供たちのために設立された”やり直し(再チャレンジ)が出来る学校”。その学校内で繰り広げられた教師と生徒の葛藤や魂のぶつかりあいが描かれています。
この再チャレンジは、かつて「底辺校」と呼ばれていた高校を「生徒の居場所となる学校」に変えていくという教師の情熱から始まったんだそうです。
これから語るのは、この、全国のどこにでもありそうな学校の、およそ9年間にわたる激動の歴史だ。いわゆる「底辺校」「課題集中校」「教育困難校」などと形容される高校で、教師たちが文字どおり全力で、身体を張って、命を賭けて生徒たちを懸命に支え続けてきた闘いの記録である。
全国各地の「課題集中校」で教鞭をとる方々、あるいは高校教育全般に携わる方々の中には、衝撃の現実がこのような形で公表されることにショックを受ける方もおられるかもしれない。だが、私はそれでも事実を極力オブラートにくるまない形で記すべきだと考えた。貧困、生活保護、虐待、ひとり親――生きることさえままならない、多くの課題を抱えた子どもたちを、一介の県立高校が学校をあげて正面から支え続けたとき、絶望の中から一筋の希望が見えてくることがある、その希望をどうしても全国の人々に伝えたいと思ったのである。引用元:講談社BOOK倶楽部
引用にあるように、実在するモデル高校9年間にわたる実話を元にした本となっており、内容はかなり衝撃的なようです。
ドラマでは多少マイルドな表現になるかもしれませんが、どんな内容のお話なのか楽しみですよね!
『生徒が人生をやり直せる学校』のモデルはどこ?
実話なので、高校名もそのまま?と思うかもしれませんね。
スペシャルドラマ内では「県立槙尾高校」となっていますが、これは架空の高校名。
実際にはモデルとなった高校名は生徒のプライバシーなどを考慮して公表されていません。そりゃそうですよね。
ただ、モデルとなった高校は首都圏郊外にあるということはわかっています。
原作によるとモデル高校は2010年から「再チャレンジスクール」という新たな高校の枠組みに加入したそうで、中学までに持てる持てる力を発揮できなかった生徒に対し、再チャレンジの場を与える学校で、選抜基準は「関心・意欲・態度」、入試は作文と面接のみなんだそう。
公立で入試が作文と面接のみってなかなかないですよね。これをヒントにして探してみたところ、再チャレンジスクールと同じような意味を持つエンカレッジスクールという制度が都内の高校で導入されていました。
エンカレッジスクールとは既設の全日制都立高校から中退率・生徒指導上の課題状況・地域バランスを勘案して指定した、可能性を持ちながらも力を発揮できない状態の生徒を積極的に受け入れ支援するための施策を実施する高校。
エンカレッジ (encourage) は、「勇気付ける」という意味なので、再チャレンジスクールと同じ感じですよね。
- 入学選抜に学力検査を実施しない。
- 定期考査は一切実施しない。
- 1年次における30分授業の実施。
- 国語、数学、英語を中心とした習熟度別学習と少人数授業で「集中」と「繰り返し」を大切にし、基礎基本を確実に身につけさせる。
- 二人担任制によるきめ細かな指導を実施する。
- 午後は週1日、体験的学習を実施する。
2007年までに
- 都立足立東高校
- 都立秋留台高校
- 都立練馬工業高校
- 都立蒲田高校
が指定されています。そして原作と同じく2010年にエンカレッジスクール指定されたのが、都立東村山高校。
ただ、東村山高校は他の4校と違い定期考査を実施する「進学型エンカレッジスクール」として指定されています。
実際にモデルかどうかはわかりませんが、2010年に指定されたということを考えると、もしかしたら東村山高校がモデル校かもしれませんね。あくまで推測ですが。
まとめ
というわけで今回は24時間テレビのスペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」は実話なのか、モデルはどこの高校なのかについて調べてみました!
「生徒が人生をやり直せる学校」は黒川祥子さんの原作を元にした実話で、モデル高校は公表されていないものの、都内にある高校なのでは?と推測しています。
ドラマ内でどのように描かれていくのかわかりませんが、実話が元ですし、放送が楽しみですね!
ちなみに今回のドラマではなにわ男子の道枝くんが生徒役で出演するのでジャニオタの私としては必見のドラマなんですが、他の生徒役の子もかわいい&イケメンどころが集結してるんですよね!
気になる出演者さんがいたら一緒に読んでみてください♪


