各地で災害級の大雨が起きていて、時々緊急安全確保という言葉を耳にするようになりましたね。
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広島・三原の「緊急安全確保」地域拡大 中四国近畿の避難指示発令地域https://t.co/6CsMMQ83g4
— 毎日新聞 (@mainichi) July 8, 2021
【緊急安全確保(警戒レベル5)】
広島県三原市は沼田東地区に「緊急安全確保」の情報を発令しました。警戒レベル5の情報です。
激しい雨が降り続き、すでに災害が発生しているおそれがあります。周囲の状況を確認して、できるだけ命が助かる可能性が高い行動を。https://t.co/oJcdGhDuhT pic.twitter.com/wkoGKa6uxN— ウェザーニュース (@wni_jp) July 8, 2021
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平塚市は最も高い警戒レベルの「緊急安全確保」を発令。
「朝、外に出ると道路に水があふれていた。みるみる水かさが増して驚いた」(住民)千葉県、静岡県でも広く避難指示が出ています。 pic.twitter.com/0hDFe0Mhj2
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) July 3, 2021
避難指示は良く聞きますが、緊急安全確保って何?と思われた方も多いと思います。
しかし、避難情報は前もって理解し、いざというときに備えて避難のシミュレーションまでしておくべきでしょう。
そこで、少しでも多くの方に理解して役立てるよう「緊急安全確保」について調べてみました。
緊急安全確保とは?
緊急安全確保とは、
災害がすでに発生していて、避難場所への移動が手遅れな場合などに住民が命がたすかるような行動を促す情報です。
すなわち、即刻避難または、家の周りで安全な場所を探す、場合によっては救助を求めるなど、命が助かる行動をとりなさいという指示になります。
ちなみに、2日前にも神奈川県平塚市で発令されましたが、全国初の発令となり、よく分からなかったという意見もありました。
内閣府のホームページによると、避難指示がレベル4だとするならば、緊急安全確保はレベル5となります!!
レベル4の避難指示が出た時点で、住民は避難をしなければなりません。
緊急安全確保は災害が起きるほど状況が悪化しているため、すぐに命を守る行動を!!
神奈川県平塚市
「緊急安全確保」解除金目川と支流計6河川で氾濫が発生している可能性があるとして、流域住民を対象にレベル5の「緊急安全確保」を出していましたが、午後2時半に解除しましたhttps://t.co/qK0qZy3GIc
それぞれの情報についてはこちらでご確認くださいhttps://t.co/9ZaY4DXYyB
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) July 3, 2021
緊急安全確保は新しい言葉?
緊急安全確保は、以前は「災害発生情報」とされていたものと同様の意味になります。
災害発生情報では、災害が発生してからしか出せなかったため、発生を予測できる時点で発令できるよう、2021年5月20日に改正災害対策基本法が施行され、変更されました。
改正災害対策基本法についてはこちらもチェック!

なので、実際に災害が確認できなくても、それに伴う川の氾濫や、大雨、土砂災害の危険が高まった時点で発令されていくでしょう。
これが発令された地域のみなさんは、必ず避難するか、安全を確保して自ら命を守る行動をとりましょう!!
緊急安全確保情報が発令されたら?
・普段から把握しているハザードマップをもとにすぐ避難!!
・万が一逃げ遅れている場合は、2階以上の高いところに避難し、逃げられない状況であれば救助を要請!
避難するときの心得
- 避難の前には、必ず火の始末をする。
- 避難先や安否情報を書いた連絡メモを残す。
- 安全な服を着る。 …
- 持ち物は最小限にとどめ、背中に背負うなど、とっさのときに両手が自由に使えるようにする。
- 車は使わず、歩いて避難する。
- お年寄りや子どもは手をしっかり握る。
- 絶対に渓流を渡らない。 鳥取市ホームページより引用
何度も言いますが、自ら命を守る行動を!!
早めの避難をしましょう!!