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島根県松江市 大雨土砂災害で通行止めと避難指示!避難場所はどこ?

島根県松江市 大雨土砂災害で通行止めと避難指示!避難場所はどこ?

2021年7月7日午前5時09分に、島根県東部で非常に激しい雨が同じ場所で降り続いていることが公表され、島根県県災害情報ポータルサイトでは、島根県松江市で大雨の影響で土砂災害の恐れがあると発表されました。

そして、松江市全域の 37,664世帯(対象人数は79,365人)に避難指示を発令しました。

その後、出雲市でも警戒レベル4の避難指示が出て、全員避難するよう呼びかけています。

大雨警報が出たり、土砂崩れなど二次災害の危険性がある場合に発令される避難勧告や避難指示。

  • 今回の場合の避難指示では全員避難しないといけないの?
  • 自宅内でも安全な場所だと判断すれば避難とみなされるの?
  • 指定避難所はどこなの?

今回は、島根県の土砂災害から、このように一般的に持つ疑問まで調べてみました。

島根県 大雨土砂災害で通行止めと避難指示!

松江市付近では、レーダーによる解析で、午前5時40分までの1時間の間に約100ミリの猛烈な雨が降ったため、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

引き続き河川の氾濫や土砂災害に厳戒な注意が必要です。

通行止めに関しては、島根県道路規制情報をご覧ください。

出雲市は、大雨で土砂災害が発生するおそれがあるとして、午前5時53分に警戒レベル4の避難指示が出ています。

4万2463世帯、11万352人に避難指示を出しました。

避難指示が出ているのは以下の地域です。

  • 平田地域
  • 大社地域
  • 斐川地域
  • 高浜地区
  • 鳶巣地区
  • 大津地区
  • 塩冶地区
  • 高松地区

島根県松江市 大雨土砂災害 避難場所はどこ?

島根県松江市の避難場所は?

午前7時時点では避難所は開設されておらず、高い場所への避難を呼びかけていました。

市の避難所開設情報で、どこの指定避難所が開設されたかを随時確認するようにしましょう。

松江市の指定避難場所

指定避難所は、避難勧告を発令した場合に、指定避難所の中から安全が確保されていると判断された施設を必要に応じて開設していくという流れになっています。

そのため、まずは自宅付近で高い場所に避難する、危険な場所には近づかないなど、注意が必要です。

避難指示が出るとすぐに避難するべき?

避難指示が出ると慌てて「避難しなくちゃ!」と思う人が多いと思いますが、自宅から屋外へ出るのも注意が必要です。

土砂災害の危険がある区域に関しては、立退き避難が原則となっているため、すぐさま避難しましょう。

避難指示が出るとすぐ近くの小中学校や公民館に行くことだけが避難ではないので、自分の今いる場所の安全性はどうなのか、災害時、家族でどういう行動をすると打ち合わせしていたのかを考えて行動することがなにより大切です。

屋外に出ると更に危険がある場合については、必ずしも避難所に行く必要はありません。

自宅から出る前に、ハザードマップで以下の「3つの条件」を確認し、自宅にいても大丈夫かを確認してみてください。

3つの条件とは?

  • 家屋の倒壊氾濫想定地域に(自宅が)入っていない
  • 浸水深より居室が高い
  • 水がひくまで我慢が出来て、水食糧などの備えが充分である

この条件が満たされていれば、自宅で避難していても問題ないとされています。

河川の氾濫については、有無を言わず急に水かさが増す危険性をはらんでいますので、状況に合わせて早め早めの行動をするよう心がけてくださいね。

避難勧告は廃止?

島根県松江市 大雨土砂災害で通行止めと避難指示!避難場所はどこ?

令和3年5月20日から、これまであった避難勧告が廃止となり避難指示に統一されました。

内閣府(防災担当)消防庁では避難指示がでてレベル4避難指示になった場合、危険な場所から必ず全員避難が必要と定めています。

高齢者や障害のある方については、レベル3の段階で避難を開始するよう呼びかけています。

参考:新たな避難情報に関するポスター・チラシ

島根県民の反応

10時現在では雨雲レーダーを見る限り線状降水帯は抜け、模様雨は落ち着いてきているようですが、河川の氾濫など、依然として注意が必要です。

そして自宅の浸水被害なども出始めているため、大変お気の毒な状況となっておられる方がたくさんいます。

島根県松江市 大雨土砂災害で通行止めと避難指示!避難場所まとめ

島根県松江市や出雲市では、現在でも大雨の影響が大きく、厳重な注意が必要です。

今回の避難指示では全員避難しないといけないのか、自宅内でも避難とみなされるのか、指定避難所の考え方などお伝えしてきました。

避難場所をしっかりと把握して、1人1人が命を守る行動をとっていただきたいと思います。