9月29日9時からAUの新プラン「povo2.0」の申し込み受け付けが開始されました。
しかしものすごいアクセスが殺到し一時サーバーダウンで申し込み出来ない状態が発生してしまったようです。
この人気の新プランpovoについての特徴やメリット、デメリットについて詳しく述べていこうと思います。
povo2.0はどんなプランなのか?
「povo2.0」はキャリアとしては初めての月額基本料金の無いプランです。まずここが驚きです。月額0円で最大128kbpsのデータ通信が出来ます。(但し条件あり)
128kbpsのデータ通信ならばメールやtwitterやLINEなど文字主体のサービスなら快適ではありませんが使えます。
といえども128kbpsのデータ通信だけで1ヶ月賄おうと思う人はまずいないと思います。
ネット閲覧になるとキツイですし動画は低画質でもマトモに見れないからです。
そこで「トッピング」というオプションを自由に組み合わせることで、自分の生活スタイルに合ったプランを選択出来、月額の料金を無駄なく今までより抑えることも可能になります。
povo2.0のトッピングの種類
「トッピング」には「データトッピング」「通話トッピング」「コンテンツトッピング」があります。
「データトッピング」は以下の表から選べます。利用期間がある事に注意してください。ガラケー時代のプリペイド携帯みたいな感じです。(税抜き表示)
データ容量 | 期間 | 料金 |
1GB | 7日間 | 390円 |
3GB | 30日間 | 990円 |
20GB | 30日間 | 2700円 |
60GB | 90日間 | 6490円 |
150GB | 180日間 | 12980円 |
使い放題 | 24時間 | 330円 |
動画など出先で見ない方などデータ通信をあまりしない人は1GBや3GBで十分じゃないでしょうか。キャリアですが格安SIMと変わらない値段になっています。
但し1GBの場合、楽天モバイルならば通話かけ放題も付いて1ヶ月間で0円です。勿論生活圏内が楽天のエリア内で電波が届く範囲にいること前提ですが。
便利なのが330円で一日使い放題ですね。休日に映画を思いっきり楽しむなどの使い方が予想出来ますね。
一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限するようです。
続いて「通話トッピング」です。(税抜き表示)
5分以内のかけ放題 | 月額500円 |
かけ放題 | 月額1500円 |
かけ放題に入らなくても通常の通話料金は30秒22円で利用できますし、LINEやスカイプで十分な方もいるでしょう。
最後に「コンテンツトッピング」というものがあります。
これは単にスポーツ中継などのDAZNが7日間691円(税抜き表示)、ライブ中継などのsmashが1日200円(税抜き表示)で利用できるというものです。
コンテンツは今後どんどん増えていくのでしょう。
サポートトッピングが加わりました。月755円(税抜き表示)にて故障サポートが付けられます。
povo2.0のメリット
- 最大のメリットはやはり基本料金がいらないということでしょう。
- 契約手数料や契約解除料はかかりません
- 必要なデータ量だけ契約でき、無駄がない
- 1日330円でデータ通信使い放題が利用できる
- AU販売機種以外のSIMフリー機も対応機種が多い、対応機種は公式サイトで確認してください(https://povo.au.com/product/)
povo2.0のデメリット
- AUショップでは契約できません(AUオンラインサイトのみ受付)
- AUショップでのサポートが受けられません
- 対応機種以外では使えません、対応機種は公式サイトで確認してください(https://povo.au.com/product/)
- キャリアメールは使えない
- AU光やホームルーターを契約していてもセット割引には対応しない
povo2.0は0SIM(ゼロシム)として使える?
かつてソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(So-net)が月500MB以下の通信ならば使用料金0円で使えるSIMを販売していました。これを通称0SIM(ゼロシム)と呼んでいました。
つまりpovo2.0において「トッピング」を何も付けず、最大128kbpsのデータ通信のみを月額0円で使い続けられるか?という疑問が湧いてきます。この点において公式サイトでは以下のように書いてあります。
180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
0SIM(ゼロシム)としての利用はさすがに出来ないようです。逆に言えば6ヶ月以内に何れかの「トッピング」を契約すれば半年回線を維持できます。
以上のように使い方によってかなりお得になるプランが登場しました。
ぜひ検討してみてください。最後までお読みくださりありがとうございました。