2021年9月23日にマリアナ諸島(フィリピン海境界、グアム近郊にある島)で、台風16号(ミンドゥル)が発生しました。
台風16号(ミンドゥル)が徐々に近づいてきたので、最大風速はどれくらいなのか、どこへ向かっているのか、進路予想の状況について気になる方も多いと思います。
今回は、台風16号(ミンドゥル)が関東に上陸するのはいつか、米軍やヨーロッパ気象庁や日本気象庁などの最新情報をお伝えしていきます。
台風16号2021進路予想最新!
関東上陸はいつ?
今回の台風16号は、大型で非常に強い台風だと言われています。
本州の南の海上をゆっくりと北上しており、2021年10月1日の金曜日頃に、伊豆諸島に急接近すると言われています。
大型台風で勢力が強いため、伊豆諸島は大荒れの可能性があります。
まだ、進路が確定していないためなんとも言えないのですが、進路によっては関東などの東日本や北日本の太平洋側で暴風雨となる可能性があるため、厳重な注意が必要です。
台風16号2021最新情報(海外)
ヨーロッパ気象機関(ECMWF)
台風16号は、当初は大きく東にそれる進路図で予想していました。
現在の最新予想では2021年9月27日以降は日本の南側に北上し、徐々に進路を変え、小笠原から伊豆諸島付近へと通過する計算とされています。
ECMWFは、「欧州中期予報センター」というヨーロッパの気象機関です。
世界の気象を網羅しているため、日本でもこの機関を参考にされることはよくあります。
これがヨーロッパ中期予報センターの予報で、1日ごとに雲の動きが確認できるようになっています。
色によって風の強さを段階分けしています。
- きいろ:10~15km/h
- うすきみどり:15~20km/h
- きみどり:20~25㎞/h
とてもわかりやすく、みどりの色が濃くなればなるほど風が強くなっていくということですね!
ECMWFのサイトは誰でも簡単に見ることができます♪
参考:ECMWFサイト
ECMWFの日付けや時間はベース世界時刻の表示になるため、日本時間にするには「+9」時間に設定して見る必要があります!
日本近海を見たいときは「area」の欄の「Eastern Asia」にすれば見ることができます。
ECMWFはとても予想精度が高いと言われており、10日間予報なので長期予報に特化しています。
米軍気象機関(JTWC)
このJTWCの予想進路図では、23日に発生した台風16号は北西から徐々に北の方角へと進路を進む図を表しています。
また、30日の木曜日には日本列島の南の方まで進み、西日本の太平洋側が強風域に入ると予想しています。

JTWCは、「米軍合同台風警戒センター」というは、アメリカ軍のための気象情報機関です。
この情報は、米国の政府機関による利用を意図した情報ではありますが、一般の人でもアクセス可能です。
色により24時間以内に台風になる可能性を段階分けしているのでわかりやすいですね。
JTWCについても、日付けや時間はベース世界時刻の表示になるため、日本時間にするには「+9」時間に設定して見る必要があります!
参考:JTWCサイト
中心付近の風速
- 約51メートル(26日)
- 約59メートル(27日)
- 約67メートル(28日)
- 約64メートル(29日)
- 約57メートル(30日)
現時点では「非常に強い」と言われる勢力へ発達し、このままいけば10月1日頃に本州の西日本側へ直撃する予想です。
台風16号2021最新情報(国内)
日本の気象庁
【台風16号情報】大型で非常に強い台風16号は28日(火)18時現在、日本の南を北北西に進んでいます。この後は北東に進路を変えて1日(金)頃に関東の南岸、伊豆諸島近海を通過する予想です。台風の中心から少し離れている関東でも荒天に警戒が必要です。https://t.co/TAEgjNWfGd pic.twitter.com/cYYRSdJeX3
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 28, 2021
日本の気象庁が予想する台風16号の流れはこちらです。
衛生画像で台風の目がはっきりと見えるので、とても勢力が強いことがわかりますね。
台風16号は勢力を強め、2021年9月27日に日本列島南側に達し、その後は沖縄本島へも接近する見通しを立てています。
関東地方については、台風の中心ではないものの、暴風雨に警戒が必要です。
週末は不要不急の外出は控えた方が良さそうですね。
10月1日(金)午前0時に、台風が発達した雨雲が東海地方や関東地方にかかる予想です。
伊豆諸島などでは、暴風粋となる可能性が高い見込みです。
- 風速:西北西へ15km/h
- 中心気圧:935hPa
- 中心付近の最大風速:50m/s
- 最大瞬間風速:70m/s
日本の気象庁が台風のたまご(熱帯低気圧)を発表するのは『24時間以内に台風になる見込み』の熱帯低気圧のみです。
そのため、日本の気象庁が熱帯低気圧の発生を発表すれば、注意が必要というわけです。
台風が消滅してしまうこともまれにありますが、準備をするに越したことはないと思うので、対策をしっかりとしていきましょう。
参考:気象庁の台風情報
Twitterでの情報
【台風16号情報】
大型で非常に強い台風16号は日本の南の海上を北上中。今後は北東に進路を変えて10月1日(金)に伊豆諸島近海を通過する見込みです。暴風雨による災害の発生に厳重な警戒を。
勢力があまり衰えないため、中心から少し離れている関東でも荒天に警戒が必要です。https://t.co/WPaw4GHfkv pic.twitter.com/FcIBno0Lsv— ウェザーニュース (@wni_jp) September 28, 2021
猛烈な勢力に至った台風16号の眼。
今後の動向に要注目です。 pic.twitter.com/ve5CWpyR5v— 荒木健太郎 (@arakencloud) September 26, 2021
【注意】非常に強い台風16号、気象庁「明日までに備えを」https://t.co/6855osyuyv
大型で非常に強い台風16号は、10月1日にも勢力を保ったまま伊豆諸島に接近する見込み。気象庁は「風や雨が強まると避難は困難になる。備えは遅くとも30日までに終わらせてほしい」とした。 pic.twitter.com/pHl7hi4Ug9
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 29, 2021
【関東 10月1日(金)は荒れた天気の恐れ 台風への備えを】 https://t.co/Giy0Zqhr3w 台風16号は、関東には10月1日(金)に最も近づく見込みです。台風の中心が離れて..
— tenki.jp (@tenkijp) September 29, 2021
1日には伊豆諸島では新幹線並みの速さの風が、関東沿岸でも走行中のトラックが横転するような風が吹くかもしれません
屋外での活動→取りやめ
屋内→雨戸を閉めて雨戸がない場合は窓ガラスを段ボールで覆ったりテープを貼ったり、対策しておくと安心ですhttps://t.co/rpwyZZfVDa pic.twitter.com/38goAxfuXW
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) September 29, 2021
台風16号2021進路予想最新!関東上陸はいつで米軍ヨーロッパ予想まとめ
台風16号について、関東上陸時期はいつか、米軍やヨーロッパの最新情報、気象庁予報などを基にまとめてみました。
台風の影響は怖いですが、事前に情報を把握して行動していくことが大事だと思うので、引き続きコロナ感染症症対策もしながら、自分達の身は自分達で守っていきましょう!
台風の甚大な被害がこれ以上大きくなりませんように。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。