「MLBオールスターゲーム2021」が7月13日(日本時間14日)に、ロッキーズ本拠地クアーズフィールドで行われます。
大谷翔平選手と菊池雄星選手の2人が「MLBオールスターゲーム2021」に選出されたことで、2人の出身校、花巻東高校野球部の佐々木監督が注目されています。
大谷翔平選手と菊池雄星選手2人の出身高校花巻東高校野球部の佐々木監督とは、どんな経歴でどんな人なのでしょうか?
また、佐々木監督の長男の佐々木麟太郎くんも今注目を浴びていますね。
この記事では、花巻東高校野球部の佐々木監督の経歴や、長男、花巻東高校野球部の出身者などについて調べています。
花巻東高校野球部佐々木監督の経歴は?
今日は岩手県の令和元年度 スポーツ医・科学サポート事業(指導者養成事業)に登壇させていただきました。
同じく登壇者でいらっしゃった花巻東高校野球部の佐々木監督はお話の内容、話し方共に参加者を惹きつけ、僕自身大きな学びを得る事ができました。
さぁ、これから帰ってBIG BLUES の練習だー!! pic.twitter.com/nCYzNSDzhY— 今田 圭太◀︎コーチのコーチ▶︎ (@imakeida) November 21, 2019
花巻東高校野球部監督のプロフィール(↑右下が監督)
- 名前 佐々木洋(1975年生まれ)
- 高校 岩手県立黒沢尻北高校
- 大学 国士舘大学
- 監督 岩手県立花巻北高等学校(2002年〜)
佐々木監督は国士舘大学を卒業後、神奈川県の中高一貫校の横浜隼人高等学校にて硬式野球部コーチに就任。
その後、花巻東高校に赴任し、2002年に硬式野球部監督に就任しています。
監督就任4年目の2005年には、花巻東高校は全国高校選手権大会に出場し2回戦まで勝ち進むも、鹿児島県の樟南高等学校に13-4で敗退しました。
しかし、樟南高等学校は2005年ベスト8まで勝ち進んだ強豪校だったので、甲子園初出場として良い結果だと思います。
花巻東高校野球部出身者と長男がヤバい!
佐々木監督は、監督就任8年目の2009年には選抜高等学校野球大会では準優勝、全国高校選手権大会では準決勝まで勝ち進み、愛知県の中京大学附属中京高等学校に1-11で敗れましたが、ベスト4となりました。
この2009年には高校3年生だった現シアトルマリナーズの菊池雄星選手が8番投手で出場しています。
10年目の2011年の全国高校選手権大会では、1回戦7-8で帝京高校に敗れましたが、現ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が2年生で出場していました。
ちなみに、この試合の帝京高校には、現北海道日本ハムファイターズの石川亮捕手が1年生で出場しています。
大谷翔平選手と今話題の通訳者の水原一平さんについては、こちら↓の記事をご覧ください。

花巻東高校野球部出身のプロ野球選手
菊池雄星 | 1991年6月17日生 | 埼玉西武ライオンズ→シアトル・マリナーズ |
大谷翔平 | 1994年7月5日生 | 北海道日本ハムファイターズロサンゼルス・エンゼルス |
岸里亮佑 | 1995年4月3日生 | 北海道日本ハムファイターズ |
高橋樹也 | 1997年6月21日生 | 広島東洋カープ |
千葉耕太 | 1998年4月22日生 | 東北楽天ゴールデンイーグルス |
🇯🇵 to the Show. https://t.co/mxYeyvFW1F
— Seattle Mariners (@Mariners) July 14, 2021
この大谷翔平選手と菊池雄星選手の粋な計らいには、花巻東高校の野球部だけでなく、生徒全員、先生も父兄もOBも、みんな鳥肌たってしまいますね。
菊池雄星・大谷翔平のMLBオールスター投手を2名排出する花巻東高校野球部スゴすぎるでしょ。 pic.twitter.com/4ZV0lcHJSP
— マーカス・鷺ヌーマン (@L_CHC_HOU_16019) July 4, 2021
大谷翔平も菊池雄星も花巻東高じゃん…MLBオールスター投手を2人輩出する野球部…
— 久保 ゆうすけ (@shabuface) July 5, 2021
佐々木監督の元を巣立った選手たちが、5人もプロ野球選手になり、大リーガーになった大谷翔平選手と菊池雄星選手の2人がいっしょに「MLBオールスターゲーム2021」に選出るなんて、佐々木監督も感無量ではないでしょうか。
Spending our summer break catching up with friends ☀️ pic.twitter.com/Ls8ntK1E6l
— Los Angeles Angels (@Angels) July 12, 2021
実は佐々木監督、菊池雄星選手のご両親よりも先に、菊池雄星選手の奥さんに会ってるんですよ。
くわしくは↓をご覧ください。


佐々木監督の長男がヤバい
佐々木監督には息子がいますが、長男佐々木麟太郎くんが花巻東高校野球部の1年生で注目を浴びています。
- 佐々木麟太郎(ささき・りんたろう)
- 2005年(平17)4月18日生まれ 16歳
- 183センチ、118キロ
- 右投げ左打ち
江釣子中学校の時には、大谷翔平選手の父・徹さんが監督を務める金ケ崎リトルシニアに所属。大谷メソッドを身に着けた期待の新人ですが、体格は大人なみの迫力ですね。
春季高校野球岩手県大会2回戦では1年生ながら2番・1塁で先発出場し、3回に公式戦初アーチとなる3ランを右中間に放つと、打者一巡で回って来た打席では右翼場外に運ぶ3ランという、2打席連続本塁打という力をみせつけました。
監督の息子ということで、1年生から先発出場となるといろいろという人もいるでしょう。しかし、この実力なら文句のつけようがないのではないでしょうか。
花巻東高校野球部佐々木監督の名言
お金の使い方に投資と消費があります。投資は後からリターンで返ってくるもの。時間も同じ。投資と浪費があります。例えばゲームを一生懸命やっても、何も返ってきません」by花巻東 野球部 佐々木監督。毎日少しずつでいい投資の日々を送ろう。 pic.twitter.com/bhNNbl474E
— あとひれ⚾️ (@atohire) April 14, 2015
佐々木監督にはかずかずの名言がありますが、他に4つ紹介します。
『目標を達成したからといって目的が達成されたわけではない』
佐々木監督は、成功や失敗などの結果には必ず原因はあるので、それを追求し修正し結果以上のプロセスを大切に学ばせています。
『教育もしっかりして尚かつ勝たせるのがプロ』
佐々木監督は、「野球ができる立派な人間を育てること」をモットーに結果を出すまでの取り組み方を重視しています。
『ベンチ入り選手は入れなかった仲間達の分も全力でプレーする義務がある』
勝てる様な過程を作ることもたいせつにしていて、三振や失敗に対しても、その健闘を称え拍手を送るという、選手も応援も一体となった明るい雰囲気では相手を翻弄し、そのムード作りには多くのファンがいます。
『教育なき野球は犯罪だ 勝利なき野球は寝言だ』
これはちょっと過激ですが、努力する過程が大切だと教えていても、プロとしては勝たせること、勝つための努力の仕方が大切だということではないでしょうか。
花巻東高校野球部佐々木監督についてまとめ
佐々木監督めちゃくちゃ嬉しいだろうね!今年は野球部から東大合格、MLB球宴に2名選出!
2人は佐々木監督の「権利と義務」の教えを今でも愚直に守っているとプレー見てて思う。
佐々木監督の息子も1年で怪物の予感だが、オオタニサンの親父さんが指導してたんだよねw https://t.co/18BOCJCynF— TakuOtter (@sztkjalluv) July 5, 2021
花巻東高校野球部の佐々木洋監督は、菊池雄星選手、大谷翔平選手を育てプロ野球界に多くの選手を送った名監督です。
菊池雄星選手に関しては、コチラ↓でくわしく書いています。

現在は長男の佐々木麟太郎くんが花巻東高校野球部の1年生でチームに在籍しています。規格外の実力はすでに球界の目に留まり、将来を嘱望されています。
これから3年間、佐々木監督と麟太郎くん、親子の活躍に目が離せません。
そして、菊池雄星選手、大谷翔平選手の両先輩を目標にする後輩が増え、花巻東高校の野球部がさらに盛り上がっていくのも応援していきたいと思います。
大谷翔平選手の活躍で、いっしょに注目されている通訳の水原一平さんに関する記事はコチラ↓でご覧ください。

