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パラリンピックの歴史や始まりを子供向けに紹介!簡単年表でなぜ始まったか解説

東京パラリンピック2020が始まりましたが、そもそもパラリンピックはいつ頃なぜ始まったのでしょうか。

パラリンピックの歴史や始まりについて分かりやすい年表をもとに紹介したいと思います。

パラリンピックの歴史は子供の教育のためにもなりますので、子供向けになぜ始まったのか分かるようにお伝えしていきます。

歴史年表をもとに簡単に説明しますので、パラリンピックの始まりについてついて知りたい大人も子供も一緒に学べますよ。

パラリンピックはなぜ始まったのか?始まりを簡単に解説

パラリンピックは障がい者のための世界的なスポーツ大会です。

その始まりはイギリス郊外の病院で1948年に開催されたアーチェリー競技会です。

始まりの場所 イギリスのロンドン郊外「ストーク・マンデビル」という街
始まりの病院 ストーク・マンデビル病院
ストーク・マンデビル病院 ・脊髄損傷者の専門病院
・脊髄損傷のリハビリとしてスポーツを取り入れていた
・院長であるルードビィヒ・グットマン博士がスポーツを推奨
始まりの年 1948年、車いす患者のためのアーチェリー競技会が開催された

このようにパラリンピックは、脊髄に損傷を持つ患者さんたちのためのリハビリが由来となっています。

リハビリとして行っていたスポーツが、1948年に病院内でアーチェリー競技会となりました。

パラリンピックの歴史を分かりやすい年表で紹介

パラリンピックの起源
1948年 【 起源 】
ストーク・マンデビル病院で入院患者たちによるアーチェリー競技会が開かれる
車いす患者:男子14人、女子2人
1952年 【 国際大会 】
第1回国際ストーク・マンデビル競技大会
リハビリの一環だった競技会が毎年行われ、1952年についに国際大会になる
パラリンピック夏季競技大会
開催都市(国)
人数
1960
第1回
【第1回パラリンピック:ローマ(イタリア)】
・第9回国際ストーク・マンデビル競技大会の開催 = 第1回パラリンピック
・ローマオリンピック開催(第17回オリンピック)
・この年からオリンピックと同じ国でパラリンピックが開催されるようになる
23ヵ国
400人
1964
第2回
東京(日本)
・日本は53人の選手が参加
21ヵ国
378人
1968
第3回
テルアビブ(イスラエル)  29ヵ国
750人
1972
第4回
ハイデルベルク(西ドイツ) 43ヵ国
984人
1976
第5回
トロント(カナダ)
・切断者と視覚障害者の参加が可能になる
40ヵ国
1.657人
1980
第6回
アーネム(オランダ)
・脳性まひ者の参加が可能になる
42ヵ国
1.973人
1984
第7回
ニューヨーク(米国)、アイルズベリー(英国)
・機能障害者の参加が可能になる
54ヵ国
2.102人
1988
第8回
ソウル(韓国)
・オリンピックの直後に同じ場所で開催されるようになる
61ヵ国
3.057人
1992
第9回
バルセロナ(スペイン) 83ヵ国
3.001人
1996
第10回
アトランタ(米国) 104ヵ国
3.259人
2000
第11回
シドニー(オーストラリア)
南半球初のパラリンピック
122ヵ国
3.881人
2004
第12回
アテネ(ギリシャ) 135ヵ国
3.808人
2008
第13回
北京(中国)
オリンピックとパラリンピックが同じ組織委員会で運営されるようになる
146ヵ国
3.951人
2012
第14回
ロンドン(英国) 164ヵ国
4.237人
2016
第15回
リオデジャネイロ(ブラジル) 159ヵ国
4.333人
2020
第16回
東京(日本)
新型コロナウイルスの蔓延により史上初の延期に
・史上2番目の参加国数、史上最多の参加人数
161ヵ国
4,403人
パラリンピック冬季競技大会
開催都市(国)
人数
1976
第1回
エンシェルツヴィーク(スウェーデン)
・日本不参加
16ヵ国
53人
1980
第2回
ヤイロ(ノルウェー)
・日本初参加
18ヵ国
299人
1984
第3回
インスブルック(オーストリア)  21ヵ国
419人
1988
第4回
インスブルック(オーストリア) 22ヵ国
377人
1992
第5回
ティーニュ/ アルベールビル(フランス)
・この年から冬季オリンピックと同じ都市でパラリンピックが開催
24ヵ国
365人
1994
第6回
リレハンメル(ノルウェー)
31ヵ国
471人
1998
第7回
長野(日本)
・脳性まひ者の参加が可能になる
31ヵ国
571人
2002
第8回
ソルトレークシティ(米国)
36ヵ国
416人
2006
第9回
トリノ(イタリア) 38ヵ国
474人
2010
第10回
バンクーバー(カナダ) 44ヵ国
502人
2014
第11回
ソチ(ロシア
45ヵ国
547人
2018
第12回
平昌(韓国) 49ヵ国
567人
2022
第13回
北京(中国)

参考元
日本パラリンピック委員会
笹川スポーツ財団

パラリンピックの始まりの歴史を子供向けに解説

パラリンピックの始まりは、戦争によって負傷した脊髄損傷者によるアーチェリー競技大会でした。

毎年行われていた車いすのアーチェリー競技会がやがて国際的な競技大会へと発展。

日本においては、1960年頃から身体障がい者によるスポーツ大会が開催されるようになり、1964年の東京パラリンピック開催の時には53人の日本人選手が参加しました。

車いす使用者のために実施されてきた大会でしたが、1976年以降は視覚障害や知的障害を持つさまざまな障がい者たちも参加できる国際的なスポーツの祭典になりました。

1960年にローマで行われた第1回パラリンピックの競技は以下です。8競技が行われました。

  • アーチェリー
  • 車いすバスケットボール
  • 陸上競技
  • 車いすフェンシング
  • 水泳
  • 卓球
  • スヌーカー(ビリヤードのようなスポーツ)
  • ダーチェリー(アーチェリーににたスポーツ)

スヌーカーとダーチェリー以外の競技は、今のパラリンピックでも行われていますよ!

ちなみに東京パラリンピック2020では、22競技539種目が実施されています!

パラリンピックに関しては以下の記事も参考にしてみてくださいね。

【まとめ】パラリンピックの歴史の始まりを年表で解説

パラリンピックは病院で始まった車いす患者のためのリハビリが起源で、当初はアーチェリーだけの大会でした。

オリンピックとパラリンピックが同じ国で開催されるようになったのは、第1回パラリンピックのローマからで、オリンピックの直後にパラリンピックが同じ場所で行われるようになったのは1988年のソウルからです。

パラリンピックを見ると「人間の可能性は無限」ということに気づかされます。

障がいを持つ人がスポーツをやっている姿を見る機会はなかなか無いと思うので、東京パラリンピックを機会にいろんな世界があることを知ってもらいたいと思います。