2021年8月22日(日)に放送される24時間テレビのメイン企画の一つ「子ども6人大家族!肝っ玉母ちゃん 障がいのある子どもに必要な場所」。
肝っ玉母ちゃんが立ち上げたのは『インクルーシブ学童』
インクルーシブ学童という言葉ははじめて聞く方も多いはず・・・。
この記事では
・インクルーシブ学童の場所や地図
・インクルーシブの意味
・インクルーシブ学童の活動内容
についてまとめました。最後までお付き合いいただけますと幸いです。
インクルーシブ学童の場所を地図でご紹介!sukasuka kids(すかすかきっず)
場所は横須賀市のJR久里浜駅や京浜急行の京急久里浜駅の商店街にあります。
名称:sukasuka kids(すかすかきっず)
住所:〒239-0831 神奈川県横須賀市久里浜4丁目14−6
https://sukasuka-kids.com/
「sukasuka kids(すかすかきっず)」は、2018年4月にオープンしました。理事長は五本木愛さん。この方が肝っ玉母ちゃんです。
アンジェルマン症候群のお子さまをお持ちです。
インクルーシブの意味は?
「インクレーシブ」という言葉を聞いたことがありますか?
インクルーシブとは、「包括的な」「包み込む」という意味です。
個性を大事にしてひとりひとりが自分らしく、のびのびと過ごせる環境作りを目指されているんですね。
この教育の導入により、就学先決定の仕組みや、通常学級で障害のある子どもも学べる環境整備が進みました。
菅野美穂さんも取材で、「インクレーシブ」という言葉を初めて聞いたとおっしゃっています。
いろいろな集団生活がある中で、それぞれの個性認めて、楽しく過ごせる場所があるって素敵ですよね。
一人でおかあさんが抱えるのではなく、きちんと症状を理解している人がお話してくれることで、子供も気持ちよく自分の伝えたいことを伝えられるようになるかもしれません。
そしてさらに通常学級なのでこどもたちへ「偏見」についての教育となります。
もし知らなくて悩んでいるお母さんがいたら何か希望になるかもしれませんよね。
インクルーシブ学童の活動内容は?
インクルーシブ学童「sukasuka kids(すかすかきっず)」を訪問しました!https://t.co/9WtB7G06Aw
— DPI日本会議 (@DPIJAPAN) August 17, 2021
遊びでは、既成のおもちゃは使わないようにし、いろんな素材で工夫して遊ぶことを重視しています。
段ボールや折り紙などを使い、こどもの発想を大切にしているそうです。
はじめから大人が決めてしまうより、こどもの好奇心を伸ばしてくれるのがいいですよね!
この施設に通うお友達は、学校も学年もバラバラで、喧嘩することもあるようですが、こどもたちなりに受け入れながら、考えてコミュニケーショをとるようにしているそうです。
小さいうちからこのような環境に触れることで、学校では学ぶことができないことも、たくさん吸収することができます。
こどものうちだけでなく大人になったときにも誰にでも優しく接することができそうです。
さらにお迎えなどもスタッフの方が歩いてサポートしてくれます。
お仕事をもつ方にとっては、お迎えはとても大変ですよね。近い場合は歩いて送ったり、遠いおうちには車でお迎えをしてくれたりします。
24時間テレビの中で、菅野美穂さんも、「スタッフの方が神経を使って大変な思いをしながら活動されていると思ったら、
みなさんが伸び伸びとされて、こどもの笑顔が輝いていた」とお話されています。
https://twitter.com/24hourTV/status/1429315297429778432
言葉で教えるのではなく、一緒に過ごすなかでお互いの違いや気持ちを受けとめ理解して支え合う、とても素晴らしい環境ですよね。
「五本木さんは子供が6人もいらっしゃるんです! 育児をしていく中で、子供のことがかわいいというのは大前提なのですが、それでも毎日の日常を重ねて、同じことの繰り返しになると心が疲れてしまうところもある。でも、言葉で押し付けるんじゃなくて、行動で示すということもできるんだと、今回は母親としてのお話もいろいろさせていただきました。五本木さんの行動力に私も元気を頂きましたし、このVTRを見てくださったら、きっとたくさんのお母さんに共感していただける部分があるんじゃないかなと思います」
(24時間テレビ/菅野美穂さん)
育児をしていく中で、どうしても子供へどのように伝えたらいいか分からず、感情的につい怒ってしまったりすることもあるかもしれません。
こんな風に伝えると、子供が笑顔でいられる、さらに親御さんもずっと笑顔でいられる、そのことをより深く知られるきっかけになるかもしれませんね。
インクルーシブ学童のきっかけはアンジェルマン症候群
全国でも珍しい「インクルーシブ学童」。
6人のお子様を育てる五本木愛さんが、障害のある子とない子が混ざりあって教育を受けられるようにと立ち上げた場所。
末娘さんがアンジェルマン症候群という知的障害があるということで、
このアンジェルマン症候群について少し調べてみました。
染色体異常によって起こる先天性の病気で、
・知的障害
・言語障害
(全く喋らない、話せても短い言葉や単語。コミュニケーションは難しい)
・失調症歩行
(不安定でぎくしゃくとした歩き方)
・容易に笑う
(ちょっとしたことでもすぐに笑う)
・特異な行動
(手を羽ばたかせるなど。すぐに興奮し、好奇心旺盛)
という、難病指定の病気でした。
ご自身のお子様のことを思い設立されたとは、素晴らしいお母さまです。
まとめ
この記事では
・インクルーシブ学童の場所や地図
・インクルーシブの意味
・インクルーシブ学童の活動内容
についてまとめました。
場所は横須賀市で、五本木愛さんが立ち上げた「sukasuka kids(すかすかきっず)」という名前になります。
インクルーシブというのは、「包括的な」「包み込む」という意味で、障害のある子もない子も偏見を持たないというコンセプトのとっても素敵な場所でした。
最後までご覧くださりありがとうございました。