『東京2020 パラリンピック』の車いすラグビーに池崎大輔さんが出場されます。
池崎さんが所属している三菱商事・TOKYO SUNSは、2016年に行われたリオデジャネイロパラリンピックで銅メダルを獲得しています。
かなり実力のある方だという事は分かりますが、詳細の経歴などが気になりますよね
そこで今回は
・池崎大輔さんの経歴
・池崎大輔さんの高校
・池崎大輔さんの大学
について調査してみました。
池崎大輔さんの経歴は?車いすラグビーはいつからやってる?
名前:池崎大輔(いけざき だいすけ)
生年月日:1978年1月23日(43歳)
出身地:北海道函館市
池崎大輔さんは、6歳の時に『シャルコー・マリー・トゥース病』と診断されました。
シャルコー・マリー・トゥース病について調べてみますと、下腿と足の筋萎縮と感覚障害が特徴で、進行すると腕や手にも障害が起こる難病です。
患者数は人口10万人当たり5~40人、日本国内の患者数は少なくとも2000人以上と言われている疾患だそうです。
難病の中、池崎さんは高校在学中に車いすバスケットボールを知り、それから15年間続けました。
しかし手の握力低下により車いすバスケットボールから車いすラグビープレイヤーに転向。
2009年には北海道Big Dippersに入団し、その年の日本選手権でチームは3位となりました。
池崎さんはその活躍を認められ、国内強化選手に選ばれたということです。
以下はその後の池崎さんの車いすラグビーの経歴です
2010年:車いすラグビー日本代表に選出され、世界選手権ではベストプレイヤー賞を受賞
2012年:ロンドンパラリンピック 4位入賞
2016年:三菱商事に入社
リオデジャネイロパラリンピック 銅メダル
函館市栄誉賞受賞
2018年:世界選手権 優勝
2019年:現在在籍されているTOKYO SUNSへ移籍
そして2021年には東京パラリンピックの車いすラグビーの日本代表として出場されます!
2019年には最優秀賞選手としても選ばれているので活躍が楽しみですね!
池崎大輔さんの高校はどこ?
池崎さんは北海道岩見沢市にある岩見沢高等養護学校で高校時代を過ごされました。
学校HPを見てみますと、「肢体が不自由でも困難を改善して克服し、自立するために必要な知識や技能を培うために、目標を持ってその達成に努める」といったことが記載されていました。
先生方が叱咤激励しながらも陰で生徒たちを支えておられる姿が目に浮かぶようです。
池崎さんはこの学校で、いつも前向きに目標に向かって進んでいく強い精神を育まれたのだと思います。
高校在学中の1995年に車いすバスケットボールと出会います。
「車いすに乗れば足を使わなくてもコートを走り回れる」と車いすバスケットボールに夢中になったそうです。
そしてそこからパラリンピックへの挑戦が池崎さんの目標となりました。バスケットボールは15年ほど続けていたようです。
2019年には北海道岩見沢市にある施設でパラスポーツを伝えるイベントが開催され、池崎さんが講演を行ったそうです。
「高校時代に使ったノートは一冊だけというのが自慢」だそうで、それくらい勉強より車いすバスケットボールに打ち込んだ高校生活を送られたことがうかがえます。
池崎大輔さんの大学はどこ?
池崎さんの最終学歴は、前述の岩見沢高等養護学校となっています。
なので大学には進学せず、車いすラグビープレイヤーとして活躍されていたようです。
大学の車いすラグビーのチームで活躍するという道もあったと思いますが、社会人として車いすラグビーに取り組んでいったんですね
結果的には三菱商事という大企業にも所属する事が出来たため、池崎大輔さんにとって学歴ではなくスポーツのキャリアを取った選択肢は正解だったと言えますね!
まとめ
今回は車いすラグビーの池崎大輔さんについて調査しました。
以下がまとめになります。
・池崎大輔さんは難病を抱えながらも車いすバスケットボールから車いすラグビーに転向した
・池崎大輔さんは北海道岩見沢市にある岩見沢高等養護学校出身
・池崎大輔さんは大学に進学せず、車いすバスケからラグビーに転身
・『東京2020 パラリンピック』の車いすラグビーに出場することが決まっている
身体が不自由であっても夢や目標を持って突き進む池崎さんの姿は、多くの人々の心に響くことでしょう。
池崎さんが出場される『東京2020 パラリンピック』での車いすラグビーの競技は8月25日(水)から29日(日)まで、国立代々木競技場で開催されます。
『東京2020 パラリンピック』車いすラグビー競技でも池崎さんが大活躍されることを願っています。
以上、最後まで閲覧ありがとうございました。