女子卓球のナタリアパルティカ選手は、生まれつき右ひじから先がありません。しかし彼女は障害者向けの大会だけでなく、健常者の大会にも出場しています。
また、2016年リオデジャネイロでのパラリンピックでは、金メダルを獲得した実力者のようですね。
ポーランドでは「卓球の女王」と呼ばれているそうです。
そんな実力のある方がどんな方なのか気になりますよね。
そこで今回は
ナタリアパルティカの年齢などのwikiプロフィール!
ナタリアパルティカの成績(戦績)は?
ナタリアパルティカのインスタがかわいい!
について調査してみました!
ナタリアパルティカの年齢などのwikiプロフィール!
生年月日 1989年7月27日(年齢 32歳)
身長 173cm
出生地 ポーランド グダニスク
両親 アンジェイ・パルティカ アリシア・パルティカ
所属チーム Poland
学歴 Academia Wychowania Fizycznego I Sportuim Jedrzeja Sniadeckiego
受賞歴 Best Disabled Sportsperson of the Year
彼女の出生地であるグダニスクは、バルト海南部に面するポモージェ(ポメラニア)地方東部に位置しするポーランド最大の港湾都市です。
運河に面する港町のため、様々な国との貿易の拠点として栄えました。
そのため、グダニスクの建物はポーランドの建築様式だけでなく、ドイツやヨーロッパの建築様式がミックスされているため独特の雰囲気を持っています。
また彼女には息子さんがいらっしゃるようですね!家族との時間を非常に大切にされていて、インスタグラムでは#familytimeとタグ付け投稿をしています。
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家族に恵まれていて幸せそうですね♪
ナタリアパルティカの成績(戦績)は?
ナタリアパルティカさんの成績を、健常者向けと障害者向けの大会別に分けてまとめていきます!
障害者向け大会での戦績
2001年 ヨーロッパ選手権 優勝 シングルス、団体 クラス10
2002年 世界選手権 優勝 シングルス、団体 クラス10
2003年 ヨーロッパ選手権 優勝 シングルス、団体 クラス10
2004年 世界選手権 優勝 シングルス クラス10
アテネパラリンピック 金メダル シングルス クラス10
銀メダル 団体 クラス6-10
2005年 ヨーロッパ選手権 優勝 シングルス Open Standing クラス10
2006年 世界選手権 優勝 シングルス Open Standing
準優勝 シングルス、団体 クラス9-10
2007年 ヨーロッパ選手権 優勝 シングルス Open Standing クラス10
2008年 世界選手権 優勝 シングルス クラス10
準優勝 団体 クラス6-10
北京パラリンピック 金メダル シングルス・クラス10
銀メダル 団体・クラス 6-10
2012年 ロンドンパラリンピック 金メダル シングルス・クラス10
2016年 リオデジャネイロパラリンピック 金メダル シングルス クラス10
2001年から現在にかけて、世界1の座に何度もついています!
卓球界のトップレイヤーで間違いないですね
健常者向け大会での戦績
2006年 スウェーデンジュニアオープン 準優勝 女子ダブルス(Natalia Bakペア)
チリジュニアオープン 優勝 女子シングルス
優勝 女子ダブルス(Natalia Bakペア)
2008年 ポーランドオープン ベスト4 女子ダブルス
*北京オリンピックの女子団体にも出場。
オリンピックとパラリンピックに出場した最初の卓球選手に。
2009年 ヨーロッパ選手権 準優勝 団体
2010年 スロベニアオープン(U21) 優勝 女子シングルス
2013年 チェコオープン 準優勝 女子ダブルス
2014年 ドイツオープン 準優勝 女子ダブルス
ITTFワールドツアー・グランドファイナル 準優勝 女子ダブルス
戦績を見てわかるように障害者向けの大会だけでなく健常者向けの大会でも、トップクラスにその名を残しています。
彼女は11歳の時にシドニーパラリンピックで初出場。
その後のパラリンリックで圧倒的な強さを持ち、ポーランドでは「卓球の女王」「絶対女王」などと呼ばれる人気選手です。
そんな彼女が卓球を始めたのはお姉さんの影響だそうです。
7歳の時に卓球をしていたお姉さんの真似をしたのがきっかけで、今ではポーランドが誇る選手にまで成長しました。
パラ卓球では、彼女は2021年8月11日で世界ランキング1位(クラス10)に位置しています。また、通常の世界ランキングでは79位に位置しています。
ここ数年は常に100位以内をキープしているそうです。
彼女の過去最高順位は2018年2月の53位。
このように彼女はパラだけでなく、一般でも世界のトッププレーヤーとして活躍していることが分かります。
ナタリアパルティカのプレースタイルは?ラケットのメーカも気になる
そんな彼女のプレースタイルは、左シェーク裏裏ドライブ型です。特徴は前陣で打点の早い両ハンドドライブで、特にバックハンドを得点源としている傾向があります。
また、下回転のショートサーブを中心に組み立ていますが、比較的単純なこのサーブから3球目の威力ある攻撃で勝負を仕掛けます。
レシーブはチキータを多用。
このように攻撃的な展開が彼女の強みとなっています。以上のような、高い攻撃力がパラリンピックでの戦績につながっているようです。
彼女は「インナーフォース レイヤー ALC」のラケットを使い、ラバーは表裏両方「テナジー05」を使用しています。
このラケットはバランス型モデルで、木材の柔らかい打球感を備えたインナーファイバー仕様になっています。
さらにアリレート・カーボンを搭載しているため、弾みとコントロールのバランスの良さが特徴です。
また、回転をかけることに性能が優れている『テナジー』。「スプリング・スポンジ」と「エネルギー内蔵技術」によって、独特の打球感を生み出します。
多くの選手による試打と機械測定による評価、“開発コードNo.05”のツブ形状を採用し、強烈な回転をかけられるようになっています。
つまり、回転主体のプレーに非常に高い性能を発揮するのです。
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ナタリアパルティカのインスタがかわいい!
無敗でパラリンピック4連覇の女王、ナタリアパルティカ選手。
そんな彼女のインスタがかわいいんです!卓球の大会やトレーニングの写真だけでなく、サイクリングや夕焼け、ビーチで彼女が楽しそうに写っている投稿が!
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まとめ
今回は、ナタリアパルティカ選手について調査しました。
以下がまとめになります。
・ナタリアパルティカさんは「右ひじから先がない」パラリンリックのポーランド代表選手
・パラリンリックにおいて無敗4連覇を誇る人気選手
・パラリンリックとオリンピック両方に出場した初めての卓球選手
・ポーランドでは「卓球の女王」と呼ばれている
・卓球を始めたのは7歳の時、姉の影響
・ナタリアパルティカ選手には子供がいる
・家族との時間をとても大事にされていて#familytimeでタグ付け投稿されている
ナタリアパルティカ選手は「卓球の無い人生なんて考えられない。障害なんて何とも思わない。
みんなと同じ選手」や「両方とも出場するのは簡単ではないが、不可能ではない。私はその実例だ。これからもこの旅を続けたい」などと大会後にコメントを残しています。
これまでの彼女の思いや努力、葛藤がにじみ出るコメントですよね。
もし、同じ立場だったら彼女のように強い芯をもって行動することができるでしょうか。
今後もそんな彼女の活躍を願っています。
以上、最後まで閲覧ありがとうございました。