8月19日、東京都の小池百合子知事が都立学校での都と県をまたぐ修学旅行の中止や延期を決め、世間に衝撃が走っています。
いくら新型コロナウィルスの感染対策の一環とはいえ、学生さんたちはあまりにショックな出来事なのではないでしょうか。
もう決定事項であるため撤回は残念ながらないでしょうね。
そこで気になるのが、修学旅行の中止によりキャンセル料は返金されるのだろうか?返金額は全額なのか一部なのか?ということです。
お住まいの市区町村や所属の学校によっても対応は異なると思いますが、一般的なことを調べてまとめてみました。
修学旅行の中止でキャンセル料は返金される?
全額返金されない可能性がある
今回、東京都の修学旅行の方針が出ましたが、どの学校でも中止が相次いで出ており、修学旅行の中止は今回に限ったことではありません。
2020年にも、コロナの影響で、ある中学校の修学旅行が中止になってしまいました。
中止の決定は1月上旬だったそうですが、旅行会社が「返金の準備が出来次第連絡します」との事で、その後は全く何の連絡も無かったそうです。
文面がとても曖昧な表現だったようで、保護者は満額は返ってこないと懸念している人もいました。
キャンセル料は全額返金されるのでしょうか?
ただ、学校や市区町村によって対応方法が違うのでここで確証のあることは言えないのですが、あくまで一般的な話をお伝えしますね。
修学旅行が中止になった場合でも、旅行会社には企画料を払わなければなりません。
お住まいの都府県の教育委員会によっては、国の臨時交付金を利用して、ある程度の補填をする予定のところもあるようです。
ということは、やはり返金対応について学校側に問い合わせたところで、県議会での承認も必要なのかもしれませんし、もはや学校内部だけで完結できる話ではないということですね!
キャンセル料が保護者負担の市もある?
コロナの影響で中止になった修学旅行のキャンセル料の負担については、自治体の対応がまちまちです。
横浜市内のある中学校で、保護者が支払うケースが出始めているようです。
6月初旬、横浜市都筑区の中学校に通う3年生の保護者宛てに「修学旅行費用(キャンセル料金)のお支払い方法について」とする旅行会社からの文書が届いた。額は4227円で、振込期限は6月26日。文書を受け取った母親の一人は、「コロナによるやむを得ない中止なのに、保護者負担になるのか」と疑問を抱き、知人に聞いたり、インターネットで検索したりして調べてみた。すると、保護者ではなく自治体が負担する例があった。この母親は「同じ公立学校で対応が違うことに違和感があった」と話す。
引用元:https://www.asahi.com/articles/ASN6V71VKN6RULOB01G.html
この事実は衝撃的ですね。
これは保護者から苦情がくるのも無理もない気もします。
ただでさえ、コロナで収入も減っている家庭が多い中、保護者が負担とは厳しすぎますよね。
生活支援の方法は自治体ごとで違うものの、公立学校でこんなに対応に差が出ることも理解に苦しみますよね。
また。個人的に、仮に一銭も返金されない学校があるということがあれば、それはそれで問題かと思っています。
旅行会社への企画料や宿泊キャンセル料など、必要な金額もあるかとは思いますが、それらの額を差し引いても返金がないということは、学校の運用資金に回されている可能性があるからです。
まぁ、そんなこと現状ではあり得ないかもしれませんが。
なので、あなたの学校や市区町村がどのような対応をしてくれるのかを注意して見ておきましょうね。
学生が可哀想すぎる声続出!
子どもたちはずっと頑張っている。
給食やお弁当の時間、誰も喋らないんだって。本当に偉いよね。
それでも感染拡大で長男氏と長女氏の修学旅行は中止になった。
小中学生にとって修学旅行がなくなるというのはどれほど辛いことか
「自粛なんてもう無理」の人多いけど大人のせいでこうなっている
— ラウコーレス🎸🤘⚽️ (@andresinini) August 11, 2021
修学旅行中止、学校行事の中止や縮小、グループ活動制限、体育での種目制限、部活動の大会時の出場人数制限や声を出しての応援の禁止…
子どもたちが多くの制約を受けて我慢しているのに
甲子園のブラバン(吹奏楽部の演奏)、甲子園の声出し応援が本当に腹が立つ。
だから野球部って嫌われるんだよ。— 高校教師 (@330ae82587ff4b6) August 15, 2021
都教委が反対しても、この感染爆発と医療崩壊の只中にあって、子どものパラリンピック観戦動員を強行し、子どもと家族を感染と死亡のリスクに晒そうとしている小池都知事が、かたや都立学校に対して修学旅行は中止しろと要請するのは全く支離滅裂。もはや中止し排除されるべきは小池都政そのもの。
— 異邦人 (@Narodovlastiye) August 19, 2021
らしくないことを言います、
小池の修学旅行延期、中止についてですが、これは本当にふざけてます、でも俺らみたいな選挙権のない奴らが文句言っても聞かないので、俺らが選挙権を持ったら投票に行きましょう
by15歳高1#苦情殺到のお知らせ #高校生活返し #学生絶望の声— Roku01 (@is_Lovehiphop) August 19, 2021
小池都政にまで批判が集まっていますよね。
確かに、コロナが蔓延し始めてから、やりたいこともろくに出来ず、思い出も作れなかった学生さんたち。
ずっとずっと楽しみにしていた修学旅行ですら行けないとなると、胸が締め付けられそうです。
私が学生だったらショックで泣いてたかもと思います。
リモート修学旅行なんていうのもあると噂で聞きましたが、リモートで現地に行ったつもりになるなんてバカみたいですし、それもまた可哀想な話ですよね。
修学旅行の中止でキャンセル料は返金される?学生が可哀想すぎる声続出まとめ
今回は、修学旅行の中止でキャンセル料は返金されるのかについて調べてみました。
過去には、全額返金された学校と、保護者が負担した学校もあったようです。
今回の東京都知事の決定は、学生があまりにも可哀想すぎるという声が多く、まとめさせていただきました。
学生時代の思い出はたったその瞬間しかないと思っています。
感染対策をもう十分すぎるぐらいやっているのだから、都をまたごうが関係ないと思いますよね。
世間が言う通り、オリンピックパラリンピックで国境をまたぐ受け入れをしているにも関わらず矛盾点だらけの都政なので、ここまで批判が出たのでしょう。
これから小池都知事がどのように対応されるのかこの目できちんと見ていきたいと思います。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。